第10回CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会

 

第10回CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会が

2日間の日程で佐賀県嬉野市公会堂にて開催されました。

CRSがNPO法人になってから初の大会となります。

日本全国から「障がい児・者、高齢者の住まい」を

考えている工務店を始め実際に介護をされている、

している方が集いました。

 

講演では

和多屋別荘取締役社長 小原健史さんによる

「ユニバーサル温泉について」。

小原社長は旅館業界の重鎮(前全国旅館組合長)で、

旅館やホテル、公共施設の

バリアフリーやユニバーサルデザインの

普及推進を始め、

全国の温泉地や観光地の再生に注力している方です。

思わず聞き入ってしまう軽快な口調で面白おかしく

話されていましたが、バリアフリーや

ユニバーサルデザインを普及させるぞ!という熱意が伝わってきました。

続いては全国のCRSメンバーを始め病院関係者から募集された

ケアリフォーム大賞の公開審査です。

障害をプラスに変えるケアリフォーム

日常生活を楽にするケアリフォーム

高齢者にやさしいケアリフォームにもとづいて

各発表とも甲乙つけがたいすばらしい発表でした。

そして佐賀大学 大学院医学系研究科准教授であり

日本リハビリテーション工学協会理事長でもある松尾清美先生の講演です。

松尾先生は実際に車いすでの生活をされています。そのお話の中で

心に響く言葉が「楽しく外に出よう!」という言葉です。

「障がいを持っていたとしてもそれを受け入れ、福祉用具を使い、

住宅環境を整えれば自立生活の可能性が高くなるということです

松尾先生自身も「楽しく外に出よう!」の言葉通り

車や飛行機、電車を使い世界中を飛び回っています。

↓小回りが利く車いす、フットレストを外して足でこぐことができます

日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは

まだまだ少なく、リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ

や手すりを付けるだけです。

少しでもケアリフォームの考え方を広げていければと思います。

↓和多屋別荘内、バリアフリー、ユニバーサルデザインに基づいて様々な

工夫がされている館内

↓和多屋別荘社長、CRS会長とともに

↓お風呂に入らなくてもシャワーだけで体の芯まで温まるシャワー・ド・バス

↓部屋側・廊下側のどちらからも押して開く両折れドア 引き込み戸と違い戸袋不要で大開口

が取れ車いすでも楽に通れるようになります。

大田区Y様邸「ZENKOの家」お引渡しです!

大田区Y様邸完成お引き渡し式です。
肌寒くなってきた季節での式でしたが
玄関ドアを閉じると
家中ふわっと暖かく、
商店街とは思えない静けさ
が分かります。
2階吹抜けから柔らかな光が入る
1階リビングにて
弊社代表熊田、工事担当の熊谷
大工棟梁の挨拶に続きまして、
着工式から基礎工事、完成までの
スライドショーをご覧頂きました、
ピン打ち式や上棟等の
思い出深い画像が出るたびに一喜一憂。
そして手造りの花束贈呈。


Y様より「すばらしい住まいができました!」
とのありがたいお言葉をいただきました。
Y様この数カ月間 お疲れ様でした、
そして完成おめでとうございます!
寒暖の差が大きい中でのお引越しとなりますが
年末に向けて暖かいZENKOの住まいで
ゆったりと過ごせると思います!
新しいお住まいとともに
末長くお付き合いお願いいたします。

 

車が2台置ける駐車スペース

↓吹き抜けから一階リビングに柔らかい光が差し込みます

↓2階吹き抜けから

↓屋上の広々としたルーフバルコニー

デンマークの建築と福祉

福祉や介護において多くの著書を執筆

又、指導をされている小島ブンゴード孝子さんの

講義に参加させていただきました。

2回目となる今回のテーマは

「デンマークの建築と福祉」についてです。

デンマークは

面積は北海道の半分、人口は557万人

の小さな国ですが、福祉の先進国であり

国内総生産全世界6位

そして今話題となっている幸福度については

世界一!という国です(ちなみに日本は90位・・・)

日本との福祉についての大きな違いは

出産から学費、医療、福祉についてはすべて

公共(基本的に無料)のサービスになっている点、

財源となる税金についてはとても高額で

例をあげると、教育活動を除くすべての商品とサービスについては

25パーセントもの税金がかかります。

税金の使われ方に関し透明性があるので

公共のサービスが低くなるくらいなら税金を上げた

方がいいというデモが起こるくらい「税」に対する関心が高い国です。

日本は老後に不安を感じている人が多くいますが

デンマークでは年齢が上の人ほど満足度が上がるという

集計結果があります。

文化の違いというとそれまでですが

「土地」に対してあまり執着せずに

家族のライフスタイルが変わるたびに

「身の丈に合った家」を借りたり購入していきます。

そして日本の家の場合、年数が経つにつれ価値が落ちていくというのが

一般的ですが、デンマークでは30年70年経っても

価値はあまり落ちません。

多くのヒントがあった今回の講演

「住まい造り」という点から地域に

発信できればと思います!

S様そしてブンゴード小島様、貴重な講演にお呼び

いただきありがとうございました。

 

 

 

 

M様邸大規模改修工事

足場が外れ

あざやかなグリーンの屋根に生える外壁の色

思わず「住んでみたい!」というような外観が現れました。

M様邸の大規模改修工事もいよいよ大詰めです。

築二十年となる木造2×4の

100坪を超える3世帯だったお住まいを

外壁塗装等の耐久性向上はもちろん

シングルガラス窓のペアガラス化、屋根の二重化等の

断熱改修を始め、

細かく分かれて使いづらかった間取りを

整理し使いやすいプランに変更しています。

完成まであと一息、楽しみですね!

↓善光建設の十八番!つなぎ目が無く
高耐久性能を持つ「シームレスアルミ雨どい」
こういうふうに造っています。

ZENKO LO-HOUSEショーウィンドゥの模様替えです!

そろそろ冬着でないと

寒い季節となりましたね

年々秋の期間が短くなっている

ような気がします。

ZENKO LO-HOUSEの

ショーウィンドウでは

少し早い気もしますが

クリスマスのディスプレイへと

「フォワード」ではなくて・・・

「チェンジ!」しました。

ショーウィンドウ担当者から一言

「今年は電池式キャンドルとリボンをふんだんに使い

「エコクリスマスアレンジ照明」を造ってみました。

リボンのラインにスポットライトの光を

あて幻想的に仕上げたかったのですがいかがでしょうか?

キャンドルは24、25日の2日間のみ点灯します。

是非ご覧ください。」

 

大田区Y様邸改装工事

品川区Y様邸改装工事も

ようやく折り返し地点。

3棟がつながっている連棟の建物で

元々飲食店舗だったのを住まいに

リフォームしています。

足場が取れてシンプルモダンな

姿が現れました。

雨漏れ改修を始めに

目の前が大通りとなっているので

ペアガラスサッシや遮音シートを

使用しています。

階段部が真ん中に配置されており

暗く閉じられた空間となっている為

2階の壁開口を設け光が

差し込むように工夫されています。

↓BEFORE

 

 

 

↓AFTER

 

東京ラーメンショー2012に行ってきました。

駒沢公園にて開催された

「東京ラーメンショー2012」に行ってきました。

会場ブースは人、人、人で大賑わい、

ラーメンはもう日本食といっていいほど

に人気ですね!

皆さんは塩、醤油、味噌

出汁は鶏ガラ、豚骨、魚介

何がお好みですか?

私は味噌に豚骨の「こってり」系が好みです。

しかし今回はあまり食べないラーメンを!

ということで選んだのが

「銀座鯛干し中華そば」

塩味の魚介系のラーメンです。

柔らかい鯛干し風味で

旨味もありしっかりとした味わいで

美味しかったです。

と文章書いている

今もラーメンを食べたくなってきました・・・。

 

 

大田区Y様邸「ZENKOの家」新築工事

大田区Y様邸「ZENKOの家」

足場が外れ完成に向けて

ラストスパート。

外は冷え込んでいるのですが

そこは「ZENKOの家」!

暖房をしていないのですが

ほんわりと暖かさを感じます。

そして賑やかな商店街に面しているのですが

玄関ドアを閉じると

外の喧騒がピタッと静まります。

1階のLDKは陽の光を取り込む為

2階の窓から吹抜けとしました

高気密高断熱だからこそのプランですね。

お施主様の協力のもとに

11月10日(土)、11日(日)と

「にぎやかな街のしずかな家

ZENKOの家」完成内覧会を開催します。

これから日本が目指していく住まい

実際に体感していただければと思います。

 

 

「住まい心地」と「省エネ」を兼ねたリフォーム

朝夕の冷え込みが強くなってきましたね!

そんな中ですが

耐震リフォームとともに

外装についてのご相談が多くなってきました。

そんな外装リフォーム

様々工法の違いはありますが

共通の「ご提案」にて施工させていただいています。

それは「住まい心地」と「省エネ」を

取り入れた外装リフォームです。

外装のリフォームでは塗装や防水を施工するのが

一般的です、

当たり前ですが

見た目は綺麗になり、老朽化も

防ぐ事ができます。

そこで屋根の塗装を「遮熱塗料」

に変えたり、

既存の屋根に

新しい屋根をかぶせる「カバー工法」

にすることにより

外から入ってくる熱を防いだり

家の中で使っている冷暖房のエネルギーの

損失が少なくなります。

ちょっとしたことですが住まい心地が大きく変わります。

↓世田谷区S様邸 屋根のカバー工法と外壁塗装

↓目黒区Lアパート 外壁塗装、屋根部遮熱塗料

目黒区M様邸 屋根部の断熱、通気改修

↓目黒区S様邸 屋根のカバー工法と外壁塗装

 

報道されない震災被害地域

母畑温泉「ホテル八幡屋」にて日ごろの疲れが

取れた後

いわき市にある「金澤翔子美術館」へ。

金澤翔子さんは目黒区に生まれ、

ダウン症という障がいを持ちつつも

父と母の大きい愛情とともに

様々な人の協力により

女流書家となった方です。

現在放映されている大河ドラマの

「平清盛」の題字等でも有名ですね。

ダイナミックな中にも心を映し出すような

繊細な書で見るものを引き込みます。

 

続いて向かった先は

平豊間、平薄磯地区:塩屋崎

昨年の震災にて大きな被害を受けつつも

報道されなかった地域です。

学校の校庭には行き場のない廃材が山のように積んであり

電気は通っているのですが、下水道

が復旧していないため仮設トイレが置いてあります。

現地で実際に物産店を営んでいる主人に津波についての

恐ろしい体験を聞くことができました。

復興が進んでいるという報道ばかりですが

実際はこのように復興の足掛かりもつかめて

いない地域が数多くあります。

一泊二日の短い親睦旅行でしたが

色々と勉強ができた旅行でした!