福祉や介護において多くの著書を執筆
又、指導をされている小島ブンゴード孝子さんの
講義に参加させていただきました。
2回目となる今回のテーマは
「デンマークの建築と福祉」についてです。
デンマークは
面積は北海道の半分、人口は557万人
の小さな国ですが、福祉の先進国であり
国内総生産全世界6位
そして今話題となっている幸福度については
世界一!という国です(ちなみに日本は90位・・・)
日本との福祉についての大きな違いは
出産から学費、医療、福祉についてはすべて
公共(基本的に無料)のサービスになっている点、
財源となる税金についてはとても高額で
例をあげると、教育活動を除くすべての商品とサービスについては
25パーセントもの税金がかかります。
税金の使われ方に関し透明性があるので
公共のサービスが低くなるくらいなら税金を上げた
方がいいというデモが起こるくらい「税」に対する関心が高い国です。
日本は老後に不安を感じている人が多くいますが
デンマークでは年齢が上の人ほど満足度が上がるという
集計結果があります。
文化の違いというとそれまでですが
「土地」に対してあまり執着せずに
家族のライフスタイルが変わるたびに
「身の丈に合った家」を借りたり購入していきます。
そして日本の家の場合、年数が経つにつれ価値が落ちていくというのが
一般的ですが、デンマークでは30年70年経っても
価値はあまり落ちません。
多くのヒントがあった今回の講演
「住まい造り」という点から地域に
発信できればと思います!
S様そしてブンゴード小島様、貴重な講演にお呼び
いただきありがとうございました。