被災地へ

時が止まったままの時計が置かれたモニュメント

行かなくては・・・と

思いつつ月日が経ってしまったのですが

東日本大震災から一年ちょっと

宮城県へと行ってきました。

東京より新幹線にて約2時間

あっという間に仙台に着きます。

仙台駅はツアー旅行客(単なる観光ではなく

実際に被災された方が案内してくれるプランのものもあります)

を始めとしてボランティアや帰省客で多くの人が

賑わいを見せており

当時の報道の印象はほとんど無いように

見えますが

駅周辺のデパートやマンションの外壁を

チェックしたり、補修したりしているのを

見ることでようやく被害があったことが分かります。

今回は

実際に震災を経験したLIXIL仙台支店A様の協力で

陸前高田、気仙沼を中心に被災地を視察してきました。

海沿いに向かうにつれ

津波の想像以上の破壊力を見せつけられます、

鉄筋コンクリートの壁がうち砕かれ、

鉄骨が途中からねじ切れていたり・・・。

木造の家は古い、新しい関係なく基礎だけが

残っておりよく見ると柱をつなぐ為の

金物(ホールダウン)が異様な形でねじ切れています。

着々と復興へ向かっていく地域を

確認できる一方で、

未だガレキの処理もままならない地域も多くあります

震災から1年以上経ってもなお、

元の生活に戻るまでは時間がかかるということを

痛感します。

まだまだ被災地への継続的な支援の必要性を改めて実感させられます。

道中「屋台村 気仙沼横丁」によった時

店のご主人に今までの話を少しだけ聞くことができました。

ニコニコしながら「生きてるということが幸せ」

という言葉が心に残りました。

津波の海水がいまだに残っています

気仙沼「復興屋台村」

所々にがれきを集積している場所があります

想像以上の津波の破壊力がわかります

非難を呼び続けた職員のいた庁舎の前には多くの献花が