ZENKO LO-HOUSEにて住まいの勉強会開催!・・・といっても
今回は、私たちスタッフの「より良い住まい造り」
の為の勉強会です。
今回は講師として河原武儀(かわはらたけのり)先生をお招きしての会です。
河原先生は
NHKの「ためしてガッテン」や「TBSのはなまるマーケット」
日本テレビの「おもいっきりテレビ」などに出演されている
照明に関してはこの人あり!という方です。
照明の種類や使い方、演出の仕方の他
日本人の5人に1人がかかえている、
「睡眠障害」には照明の影響も強くあるということをお話しされました。
日本の照明計画はただ単に「明るさ」だけを考えている事が多く
かえってその事が睡眠障害につながっているとの事、
「睡眠ホルモン」といわれるメラトニンは
自然な眠りを誘う働きをしながら抗酸化作用
によって細胞の新陳代謝を促すことにより、疲れを取る
働きをし病気の予防や老化防止に効果があるのですが、
このホルモンは「光」によって調整されており
夜間に明るい「光」を浴びるとメラトニンの分泌が
減少し睡眠時間が減り、朝早く目覚めてしまう原因には
メラトニンの減少により体内時計の調節機能が弱まっている為といわれているそうです。
海外では不眠症や時差ぼけ解消に
「メラトニン」のサプリが販売されていることからも一般的なものになっているとの事です。
海外の住宅はリビングが薄暗く感じるし、ホテルなどは全体的に間接照明を多用し
本や新聞を読むスペース等には手元だけが照らされるようにスタンド型の照明や
スポットライトが配置されていることが多いですね。
照明は本当に奥深いですね。
健康に配慮した照明計画にも
これまで以上に取り組んでいこうと思います。
河原先生、分かりやすいご説明ありがとうございました。