子どもの福祉用具店「キッズフェスタ」開催

4月28日(土)29日(日)と毎年恒例となる

子どもの福祉用具店「キッズフェスタ」が

大田区のTRC東京流通センターにて開催されました。

弊社スタッフもCRSケアリフォーム研究会のブースにて

参加いたしました。

今年はゴールデンウィークと重なったこともあり

昨年以上に多くの来場者がありました。

車イスで生活している方をはじめ、脳性麻痺等により

寝たきりとなっているお子様まで様々な「障がい」を抱えた

方が親子で来場されました。

ケアリフォーム研究会ではただ単に

介護しやすくする為だけのリフォームではなく

「家族の立場を第一に、本人の自立(律)を目指す」

提案をさせていただいています。

成長の度合や、障がいの進行具合により

臨機応変に対応、提案していかなければならない難しい

問題ですがCRSメンバーと共に「ケアリフォーム」という

考え方を普及させていければと思います。

デンマークにおける福祉

日ごろお世話になっているS様にご紹介いただき

福祉や介護において多くの著書を執筆

又、指導をされている小島ブンゴード孝子さんの

「デンマークにおける高齢者ケア」についての

講義に参加させていただきました。

デンマークは

面積は北海道の半分、人口は557万人

の小さな国ですが、福祉の先進国であり

国内総生産全世界6位

そして今話題となっている幸福度については

世界一!という国です(ちなみに日本は90位・・・)

幸福というものは計算で出されるものではありませんが、

小島ブンゴード孝子さんの「小さくて大きい国」という

表現にもうなづけます。

日本との福祉についての大きな違いは

出産から学費、医療、福祉についてはすべて

公共(基本的に無料)のサービスになっている点、

財源となる税金についてはとても高額で

例をあげると、教育活動を除くすべての商品とサービスについては

25パーセントもの税金がかかります。

一概にどちらの国がいいとは言えないのですが

公共サービスの質の向上、合理化、効率化、税金の無駄遣いが無い事

そして透明性のある政治などは大きく遅れているように感じました。

これから超少子化、高齢化時代を迎える日本

本気で考えていかないと大変なことになると痛感しました。

S様、そしてブンゴード小島様、本日は貴重な講演にお呼び

いただきありがとうございました。

 R0012738_3R0012735

 

 

 

第9回CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会

第9回CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会が2日間の日程で

岐阜の長良川国際会議場にて開催されました。

全国から「障がい児・者、高齢者の住まい」を考えている工務店を始め

実際に介護をされている、している方が集いました。

各メンバーの事例発表に続いて講演では

元岐阜市立木田保育所所長で42年間、保育の現場に従事された

ベテランの保育士である本田和代様より

障がい児を持つ保護者へのアドバイスとして、早期に

「障がい」を発見することにより「今、この子が出来る事は・・・」

という考え方のもとでの育児方法、接し方などをお話しいただけました。

続いては佐賀大学 大学院医学系研究科准教授であり

日本リハビリテーション工学協会理事長でもある松尾清美先生の講演です。

松尾先生は実際に車いすでの生活をされています。そのお話の中で

心に響く言葉が「楽しく外に出よう!」という言葉です。

障がいを持っていたとしてもそれを受け入れ、福祉用具を使い、

住宅環境を整えれば自立生活の可能性が高くなるということです

松尾先生自身も「楽しく外に出よう!」の言葉通り

車や飛行機、電車を使い世界中を飛び回っています。

日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは

まだまだ少なく、リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ

や手すりを付けるだけです。

少しでもケアリフォームの考え方を広げていければと思います。

__

165

第10回子供の福祉用具展2011キッズフェスタ開催

4月23日(土)24日(日)大田区TRC東京流通センターにて

開催される「第10回子供の福祉用具展2011キッズフェスタ」

にケアリフォームシステム研究会(CRS)の相談スタッフ

として参加しました。

初日は時折強い雨が降りましたが、次の日は晴天となり

2日合わせて5千名もの入場者がありました。

当日は車イスで生活している方をはじめ、脳性麻痺等により

寝たきりとなっているお子様まで様々な「障がい」を抱えた

方が親子で来場されました。

受けた相談のなかで目立ったのは、子供が小さいうちは

トイレやお風呂、着替え等の介護はできるが成長し体重が

増えていく過程でどうしたら介護しやすく出来るかという

ものです。成長の度合や、麻痺の進行具合により

臨機応変に対応、提案していかなければいけない難しい

問題ですがCRSメンバーと共に「ケアリフォーム」という

考え方を普及させていこうと思います。

Rimg0140

Rimg0050

Rimg0147

「子供の将来の可能性と支援方法について」 のセミナーを終えて 
佐賀大学 医学部 准教授 松尾清美先生とともに

Rimg0022

皆様お疲れ様でした!

第10回子供の福祉用具展2011キッズフェスタ参加

4月23日、24日に開催される「第10回子供の福祉用具展2011キッズフェスタ」

の参加に伴いケアリフォームシステム研究会(CRS)関東支部の会議

を行いました。

障がい児・障がい者が使用する福祉用具や福祉機器についてはインターネットや

冊子によりある程度情報を得ることができますが

「介護負担の軽減」すること「自立した生活」を送るようにする為の

「住まい造り」を相談できる窓口はほとんどありません。

当日はCRSとして相談窓口を開設し、様々な症例によってケアリフォームを行い

「自立」した生活を取り戻した事例を展示します。

又、佐賀大学 大学院医学系研究科准教授であり日本リハビリテーション工学

協会理事長でもある松尾清美先生の講演も予定しています。

詳細が決まり次第当ブログにて公開いたします。

P1160922

CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会

第8回CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会が2日間の日程で

静岡のヤマハリゾートつま恋にて開催されました。

全国から「障がい児・者、高齢者の住まい」を考えている工務店を始め

実際に介護をされている、している方が集いました。

活動、事例報告として

ケアリフォームシステム研究会会長の武藤様からは

「障がい児・障がい者の住まいを考える。あきらめていたことが出来る喜び」

大栄建設(株)社長 小林様からは

「キッズフェスタ・国際福祉機器展と介護リフォーム」について

(株)マツイ建設社長 松井様からは

「静岡・掛川市の障がい児・障がい者のすまいづくりは」

それぞれ介護リフォームに携わる者としての心構え、気つかいを始め

実際に施工した住まいの話などとても参考になるものでした。

続いては佐賀大学 大学院医学系研究科准教授であり

日本リハビリテーション工学協会理事長でもある松尾清美先生の講演です。

松尾先生は実際に車いすでの生活をされています。そのお話の中で

心に響く言葉が「楽しく外に出よう!」という言葉です。

障がいを持っていたとしてもそれを受け入れ、福祉用具を使い、

住宅環境を整えれば自立生活の可能性が高くなるということです。

日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは

まだまだ少なく、リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ

や手すりを付けるだけです。

少しでもケアリフォームの考え方を広げていければと思います。(つづく)

Pb075702 Pb065691

Pb075706 Pb075713

国際福祉機器展に参加しました

東京ビックサイトにて開催される第37回国際福祉機器展に参加しました。

当日は福祉機器メーカー「モリトー」のブースにて小冊子「からだが不自由な方

とその家族への住まいのご提案」を関東CRSのメンバーにて配布させていた

だきました。

日本だけでなく世界中から福祉機器の実物が見て体感できるという事で平日にも

かかわらずたくさんの入場者で賑わっていました。

空いた時間を利用して勉強がてら各ブースを見て回ったのですが、

ただ介護の負担を減らすものだけでなく「自立」を促すための

様々な機器が多く見られました。

中でもこれは!と思ったのが画像にある「ホイールチェアビークル」という

電動バイク、車いすごと車両に乗る事が出来るというものです。

こんなスタイルのバイクで走ったら気持ちいいでしょうね!

国際福祉機器展は10月1日(金)までの開催となっております。

福祉機器がいかに発展しているかが分かるので、ご興味のある方は

ぜひ参加してみてください。

案内はコチラ

P1150668 P1150677

こちらが電動バイク

P1150671 P1150673 

第37回 国際福祉機器展 H.C.R.2010開催

第37回 国際福祉機器展 H.C.R.2010が2010年9月29日(水)〜10月1日(金)

東京ビッグサイト東展示ホールにて開催されます。

高齢者・障害者の自立と介護を支援する福祉機器の実際に見て触ることができる

機器展です。

「モリトー」のブースにて小冊子「からだが不自由な方とその家族への住まいのご

提案」を関東CRSのメンバー9社で交代でお配りします。弊社は9月29日(水)午

前 に参加しています。

287 300

体が不自由な方への住まい提案

CRS(ケアリフォームシステム)研究会会長 武藤先生とともに、

リハビリテーションについての書籍を数多く執筆されている

長谷川幹先生(桜新町リハビリテーションクリニック院長)

にお会いしてきました。

体が不自由な方たちを住まいをリフォームすることにより自立できるよう

にする提案についてのお話をしてきたのですが大変興味を持っていただ

けました。

(写真は 長谷川先生、武藤会長、大栄建設株式会社小林社長、

 株式会社塚匠建設かいふくセンター代表取締役塚越社長、

 建設部 南様)

P1150284 P1150287

面会後ZENKO LO-HOUSEに戻りこれから開催される

「キッズフェスタ子どもの福祉用具展」についての打ち合わせしました。

これから益々「障がい者」の自立を目指した介護リフォームに関する輪が

広がっていきそうです!

「障がい者」の為の住まい造り

P1140099 P1140142

4か月に渡り勉強 させていただいた「障がい者の為の住まい造り」が無事終了、武藤塾講師の武藤先生より卒業証書をいただきました。今まで福祉住環境コーディネーター、高齢者住宅改修アドバイザー等の講習で勉強させていただいていたのですが、武藤塾で実際に「障がい」を持ち生活されている方とお会いし、「教科書通り」の一辺倒なアドバイスだけでは本当の介護を考えた住まい造りというのは出来ない事が分かりました。「障がい者」が残存機能を活かしながら「自立できる」住まい造りが必要という事ですね。授業が終了したのちに工務店の生徒たちと一緒に、TOSTEMショールームのユニットバスを見にいきました。画像にあるとおり浴槽内に入る時に移乗できるような用具が展示されていました。住宅設備も介護を考えて日々進化しています。

P1140145 P1140146