開催が近づいてきました!「第14回子供の福祉用具展2015キッズフェスタ」。

4月18日(土)、19日(日)と

 

大田区TRC東京流通センターにて開催される

 

「第14回子供の福祉用具展2015キッズフェスタ」。

 

私たちケアリフォームシステム研究会のブースでは

 

障がいを持っている方の自立した生活、

 

そしてご家族の介護による負担が軽減されるような

 

「住まい造り」に関する展示をします。

 

LIXIL、TOTO、ノダ等のメーカーに

 

新たに福祉機器メーカー数社が加わり

 

昨年以上に分かりやすく充実したブースとなります!

 

↓詳しくは下記をクリック!

キッズフェスタ2015 第14回子供の福祉用具展

 

 

↓昨年のイベント画像です。

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目黒区O様邸介護(ケア)リフォームがスタートしました。

目黒区O様邸の「ケアリフォーム」がスタートしました。

 
急遽車いすでの生活となったので、

 

介護保険住宅改修給付と目黒区住宅リフォーム資金助成

 

を併用し

 

段差解消機によって縁側から外出を簡易にできるよう

 

各室をバリアフリー化そして、

 

車いすの出入りに際して狭いトイレ、洗面室を

 

寝室近くに移設するリフォームです。

 

又、床下への断熱材の敷き込と床暖房を

 

施工する事により温度差の負担を軽減します。

 

介護負担をできるだけ減らし自立した生活を送れる

 

プランとなっています。

 

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「第14回子供の福祉用具展2015キッズフェスタ」打ち合わせ

雪が降るという予報で、

 

スコップや長靴を準備していたのですが、

 

今回はなんとか天気が持ちこたえました。

 

ここ数年の天気を見ると「準備」だけは

 

しておいたほうがイイですね。

 

そんな中、4月18日(土)、19日(日)と

 

大田区TRC東京流通センターにて開催される

 

「第14回子供の福祉用具展2015キッズフェスタ」

 

の打ち合わせで江東区大島にあるLIXIL本店に行ってきました。

 

CRS(ケアリフォーム研究会)のブースでは

 

昨年に引き続き障がいを持っている方の自立した生活、

 

そしてご家族の介護による負担が軽減されるような

 

「住まい造り」に関する展示をします。

 

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協賛いただいている住設メーカーのLIXIL、ノダ

 

そして福祉用具のモリトー等、メーカーの垣根を越えた協力で、

 

介護に関する「住まい造り」を考えている方にとって

 

とても参考になる展示になると思います!

第12回NPO法人CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会イン宮崎その2

第12回NPO法人CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会

 

2日目は北九州市保健福祉局介護保険課の宮永様に

 

「介護保険制度における住宅改修の動向について」と題し

 

介護保険制度における現在の状況や取り組みについてお話しいただきました。

 

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様々な報道で分かるように

 

2055年には75歳以上の高齢者の全人口に占める割合が25%にも

 

なるとみられています、それとともに認知症になる方も増加してるとの事。

 

様々な介護サービスがあるなかで何でもサービスに頼ってしまう事によって

 

洗濯や清掃、入浴を自分でやらなくなってしまい残存機能の低下が

 

危惧されているそうです。

 

そういったことを防止するためにも医療、在宅介護サービスだけではなく

 

自立した生活を営む為の住まいの改修などと

 

一体となって連携していく事がこれから必要になっていくということを話されました。

 

第2部はCRSの顧問でもあり

 

佐賀大学 大学院医学系研究科准教授

 

日本リハビリテーション工学協会理事長でもある松尾清美先生の講演。

 

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「障がい児の家族の方が住宅リフォームに取り組むポイント」と題し、

 

今まで先生が取り組んだ障がいを持った方たちとの住まい造りについて

 

事例をもとに話されました。

 

ただ単に「障がい」を持っているから・・・ということで片づけるのではなく

 

現在持っている機能を福祉用具やリフォームをうまく組み合わせることによって

 

自立した生活を送ることができるようになることを様々な事案をもとに解説いただけました。

 

例えば生まれながらに両手両足が使えなくても顔を動かせることができれば

 

電動車いすに顔で簡単に動かせるスイッチを付ければ

 

自分の行きたいところに移動できたりすることができるようになり、

 

最終的には社会との接点、かかわりを持つことができるという事、

 

その可能性について強く話されていました。

 

凝縮された日程でしたが「障がい者の住まいづくり」について

 

得るものが大きい大会でした!

 

日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは

 

まだまだ少なく、リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ

 

や手すりを付けるだけです。

 

少しでもケアリフォームの考え方を広げていければと思います。

第12回NPO法人CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会イン宮崎

第12回NPO法人CRS(ケアリフォームシステム研究会)全国大会が

 
2日間の日程で宮崎県にある宮崎市民文化ホールにて開催されました。

 

北は北海道、南は沖縄まで全国から

 

「障がい児・者、高齢者の自立を目指す為の住まい造り」を

 

推進している工務店を始め実際に介護をされている、している方

 

そして様々な介護用品を開発しているメーカーが集いました。

 

活動、事例報告として

 

ケアリフォームシステム研究会会長の武藤様からは

 

「バリアフリー珍百景」と題し

 

公共施設や公園にあるトイレや駐車場などの

 

手すりやスロープの配し方が

 

「ん??」と思うような面白おかしいものから

 

「これは考えられている!」というようなお手本となるものまで

 

紹介されました。

 

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続いて介護用ベッドなどの福祉用具を開発し販売を手掛ける

 

「株式会社プラッツ」取締役石橋様からは

 

「事故事例から学ぶ福祉用具開発」と題し

 

介護用ベッドの「首はさみ事故」を始めとする

 

様々な福祉用具による事故から

 

検証し規格化していく開発のお話をいただきました。

 

 

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電動によって動く介護用ベッドは力が強く

 

ベッドの横にある「サイドレール」に腕や首を挟み込んだまま

 

動かしてしまうという事故が意外に多いことが分かりました。

 

様々な事故から検証し開発することによって改善されているとの事です。

 

そして・・・夜は

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宮崎という事で「地鶏」を食べに行きました。

 

東国原さんが宣伝した通りおいしかった!です。

ジャパン建材フェアに行ってきました

建築は日々勉強というわけで

 

東京ビックサイトにて開催している

 

ジャパン建材フェアに行ってきました。

 

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毎年恒例となっている

 

最新の建築建材、技術の見本市ですね。

 

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すこーしだけご紹介しますね。

 

↓まずはタカラのキッチン、タカラといえばホーロー

 

お掃除が楽なのはもちろんホーローなのでマグネットがついたタオルかけなど

 

様々なオプションが簡単に取り付けできます。

 

又、ホーローなのでお子さんの「お絵かき」にも対応(笑

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↓こちらはLIXILの高級グレードユニットバス

 

なんと!天井部分からお湯がでて「打たせ湯」ができます。温泉気分が味わえますね

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↓各種制震装置、地震に強いことはもはや当たり前ですが、地震が来た時に

 

揺れをある程度抑えることができます。

 

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↓こちらは大建工業の新発想の建具「ひきドア」

 

通常の引戸のように引いて出入りするだけでなく、さらに引き戸を「開けて」

 

出入りすることができます。トイレに車いすで出入りするような場合に大きく

 

開口することができます。又、介助人がつくときも介助作業が楽に行えます。

 

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「これは!」という技術や製品に関しては

 

これからのご提案に取り入れていきますのでご期待ください!

第13回子どもの福祉用具展2014キッズフェスタ開催

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4月19日(土)、20日(日)大田区TRC東京流通センターにて開催された

 

「第13回子どもの福祉用具展2014キッズフェスタ」

 

にNPO法人ケアリフォームシステム研究会(CRS)の

 

スタッフとして参加しました(今回で4回目の参加です)。

 

2日間とも冬に戻ったような寒さの中でしたが

 

たくさんの入場者に恵まれました。

 

当日は車イスで生活している方をはじめ、脳性麻痺等により

 

寝たきりとなっているお子様まで様々な「障がい」を抱えた

 

方が親子で来場されました。

 

今回の展示では昨年に引き続き

 

バリアフリーに強い建材メーカー「NODA」の協力で

 

部屋の外からも中からも軽い力で開閉できて

 

大開口の取れる「ケアシスト」

 

そして転倒時の衝撃を吸収することのできる

 

フローリング「ネクシオ」に加えて

 

センサーにより自動開閉する引き戸を展示させていただきました。

 

ケアリフォームシステム研究会代表理事武藤様による

 

「脳性マヒの方の家づくり」セミナーでは

 

ご家族の負担を軽くするのはもちろん

 

自立した生活を送る為の様々なアイデアに多くの方が感心していました。

 

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CRSではこれからも

 

福祉用具だけでは解決できない様々な「障がい」に対し

 

「自立」した生活をおくれる為の

 

住まい造りの提案をしていこうと思います。

 

↓津田駒工業、車いす用携帯スロープ PARA RAIL

カーボン素材で軽く持ち運びしやすく、ワンタッチで設置できます。

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↓モリトーの介護用リフト「つるべー」

車の改造が必要なく車の乗り入れが簡単にできます。

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「脳性マヒの方の家づくり」セミナー

キッズフェスタ 第13回子どもの福祉用具展の

 
開催が近づいてきました。

 

20日(日)にはケアリフォームシステム研究会の

 

代表理事武藤様による

 

「脳性マヒの方の家づくり」セミナーが開催されます。

 

入場は無料となっていますので

 

ご興味のある方はぜひご参加ください!

 

↓昨年のキッズフェスタの画像です

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第13回子供の福祉用具展2014キッズフェスタ打ち合わせ

4月19日(土)、20日(日)と

 

大田区TRC東京流通センターにて開催される

 

「第13回子供の福祉用具展2014キッズフェスタ」

 

の打ち合わせで株式会社ノダの東京ショールーム「快住ラボ」に行ってきました。

 

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このショールームでは住まいの建材は勿論ですが、

 

手すりを始めとする福祉に関する展示が充実しており

 

実際に使い勝手を体感することができます。

 

↓住宅用の自動ドア、簡単に設置することができます。

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↓トイレ周りの空間や手すりの高さを体感できます。

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今回のCRS(ケアリフォーム研究会)のブースでは

 

昨年に引き続き障がいを持っている方の自立した生活、

 

そしてご家族の介護による負担が軽減されるような

 

「住まい造り」に関する展示をします。

第11回CRS全国大会その2

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全国大会3日目は佐賀大学准教授松尾清美先生による講演
「頚椎損傷者の住まいを考える」。

 

松尾先生は大学在学中、交通事故により車いす生活となり

 

それから多くの福祉機器メーカーとの研究開発をおこなうと共に、

 

身体に障がいをお持ちの方々の住環境設計と生活行動支援

 

を1600件以上手がけられています。

 

又、私たちCRSメンバーの顧問として在籍されています。

 

そしてネットで調べると分かるのですが、

 

話題となっているパラリンピックの種目の一つ

 

「車いすテニス」を日本で普及させた方でもあります。

 

(福祉住環境コーディネーター協会理事、日本障がい者スポーツ学会理事、

 

日本リハビリテーション工学協会車いすSIG代表)

 

今回の講演では

 

障がいを持っているからと言って家にこもるのではなく、

 

住まいの環境を整備し外に出られるようにすることで

 

社会にでることにより仕事ができる、しいては社会貢献できるとの

 

お話でした。

 

先生自らも車いすで車の運転、しいては世界を飛び回っている方です、

 

一緒に講演を聞かれていた障がいをもった方たちも

 

大きく勇気づけられたことと思います。

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続いては林律子さんによる

 

「私、この家で暮らせない」体験から語る優しい住まいの条件

 

と題した講演。

 

林さんは20歳の時の研修旅行でケニヤに行った際、

 

車の横転事故によって頚椎を損傷し車いすでの生活になられた方です。

 

事故後住まいを新築するに当たり大手住宅メーカーに頼んだのですが

 

いざ完成し住んでみるととても安心して生活できる住まいではなかったという

 

実体験をお話しいただけました。

 

施主として車いすでの生活を安心して過ごせるようにと期待し頼んだのですが

 

施工側である住宅メーカーが単に「バリアフリーの住宅」を建てれば安心という

 

お互いのことが分からないまま進んでしまったとの事でした。

 

例えば洗濯機の上にある窓の鍵を手を伸ばしても開閉できなかったり

 

浴室を広くしたところまではいいのですが、浴槽から上がって

 

脱衣所まで距離があって体が冷えてしまったりと様々な不都合な点を挙げていただき

 

障がい者の為の住まい造りを進めていくうえでとても参考になるお話でした。

 

林さんはとてもパワフルな方で愛車のジープで日本中を駆け回っています、

 

「元気」もいただけたような講演でした。

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日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは

 

まだまだ少なく、リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ

 

や手すりを付けるだけです。

 

少しでも自立した生活を提案するケアリフォームの考え方を広げていければと思います。

 

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