第11回CRS全国大会その2

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全国大会3日目は佐賀大学准教授松尾清美先生による講演
「頚椎損傷者の住まいを考える」。

 

松尾先生は大学在学中、交通事故により車いす生活となり

 

それから多くの福祉機器メーカーとの研究開発をおこなうと共に、

 

身体に障がいをお持ちの方々の住環境設計と生活行動支援

 

を1600件以上手がけられています。

 

又、私たちCRSメンバーの顧問として在籍されています。

 

そしてネットで調べると分かるのですが、

 

話題となっているパラリンピックの種目の一つ

 

「車いすテニス」を日本で普及させた方でもあります。

 

(福祉住環境コーディネーター協会理事、日本障がい者スポーツ学会理事、

 

日本リハビリテーション工学協会車いすSIG代表)

 

今回の講演では

 

障がいを持っているからと言って家にこもるのではなく、

 

住まいの環境を整備し外に出られるようにすることで

 

社会にでることにより仕事ができる、しいては社会貢献できるとの

 

お話でした。

 

先生自らも車いすで車の運転、しいては世界を飛び回っている方です、

 

一緒に講演を聞かれていた障がいをもった方たちも

 

大きく勇気づけられたことと思います。

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続いては林律子さんによる

 

「私、この家で暮らせない」体験から語る優しい住まいの条件

 

と題した講演。

 

林さんは20歳の時の研修旅行でケニヤに行った際、

 

車の横転事故によって頚椎を損傷し車いすでの生活になられた方です。

 

事故後住まいを新築するに当たり大手住宅メーカーに頼んだのですが

 

いざ完成し住んでみるととても安心して生活できる住まいではなかったという

 

実体験をお話しいただけました。

 

施主として車いすでの生活を安心して過ごせるようにと期待し頼んだのですが

 

施工側である住宅メーカーが単に「バリアフリーの住宅」を建てれば安心という

 

お互いのことが分からないまま進んでしまったとの事でした。

 

例えば洗濯機の上にある窓の鍵を手を伸ばしても開閉できなかったり

 

浴室を広くしたところまではいいのですが、浴槽から上がって

 

脱衣所まで距離があって体が冷えてしまったりと様々な不都合な点を挙げていただき

 

障がい者の為の住まい造りを進めていくうえでとても参考になるお話でした。

 

林さんはとてもパワフルな方で愛車のジープで日本中を駆け回っています、

 

「元気」もいただけたような講演でした。

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日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは

 

まだまだ少なく、リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ

 

や手すりを付けるだけです。

 

少しでも自立した生活を提案するケアリフォームの考え方を広げていければと思います。

 

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第11回CRS全国大会いよいよ開催!

第11回CRS(NPO法人ケアリフォームシステム研究会)

 

全国大会が3日間の日程で開催されました。

 

全国から「障がい児・者、高齢者の住まい」を考えている工務店を始め

 

建材メーカー、そして実際に介護をされている、している方が集いました。

 

今回は初日に東京ビックサイトにて開催されている

 

「国際福祉機器展HCR2013」にて福祉機器を見学しました。

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↓寝たきりになってしまうとできる褥瘡(じょくそう)、床ずれを予防するマット

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↓使い勝手に合わせ簡単に延長できる「車いす用スロープ」

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機器展では車メーカーによる展示が昨年よりも大幅に増えていました。

 

住設、建材メーカーも様々な工夫を凝らした製品も実際に

 

体感できるよう展示されていました。

 

2日目は

 

埼玉の埼玉県産業技術センター(スキップシティ)にて。

 

国立伊藤重度障害者センター作業療法士、

 

勝島とよ江さんによる講演「頚椎損傷者の住宅改修に携わって」。

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主に頚椎損傷による障がいを持った方の

 

ADL(食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴等の日常生活動作)

 

を中心に仕事や楽しみの習慣化する支援を通しての

 

住宅環境についてお話しいただけました。

 

障がいを見る前にその個人を見てその人の取り巻く環境を見る事

 

そして障害があるから

 

「出来ない」、障害があっても「出来る」のではなく

 

その人が

 

「やりたいこと、やらなくてはいけないこと、周りから期待されていること」

 

を知るという事が提案に重要であるということが分かりました。

 

↓懇親会にてひときわ元気にピースしている方が武藤先生です

 

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第11回ケアリフォームシステム研究会全国大会開催

いよいよ今週21日(土)22日(日)に

 

埼玉県産業技術総合センター(SKIPシティ)にて

 

第11回ケアリフォームシステム研究会全国大会in埼玉の開催となります!

 

「障がい児・者、高齢者の住まい」を考えている工務店を始め

 

実際に介護をされている方、障がいをお持ちの方が全国から集います。

 

日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは

 

まだまだ少なく、

 

リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ や手すりを付けるだけで

 

自立した生活ができる提案ができる所はまだまだ少ないのが現状です。

 

この活動を通して少しでもケアリフォームの考え方を広げていければと思います。

 

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大田区K様邸「ZENKOの家」お引渡し式開催

本日の気温は35度!夏日が戻りました。

 

そんな暑さの中、

 

大田区K様邸「ZENKOの家」の完成お引渡し式を

 

開催させていただきました。

 

大きい勾配屋根から明るく柔らかい

 

日の光が差し込むリビングに集合、

 

弊社代表の熊田、工事担当の熊谷、

 

大工棟梁木崎のご挨拶に続きまして、

 

地盤改良から基礎工事、完成までのスライドショーをご覧頂きました、

 

ピン打ち式やショールームでのお打ち合わせ等の思い出深い

 

画像が出るたびに一喜一憂

 

そして手造りの花束贈呈と続き

 

お施主様からの一言

 

「おかげさまで、この町で一番の住まいが完成しました!」

 

とのありがたいお言葉をいただきました。

 

K様この数カ月間お疲れ様でした、そして完成おめでとうございます!

 

残暑厳しい中でのお引越しとなりますので体調を崩さないように!

 

これからも新しいお住まいとともに末長くお付き合いお願いいたします。

 

 

↓「歩をさそう家」変形地を活かしお庭を眺めながら玄関へと向かうアプローチ

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↓「ZENKOの家」の高気密、高断熱性能を活かした広々とした吹き抜け、勾配天井。

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↓ZENKOの家の性能を活かした、間仕切りのないオープンで広々としたリビング

勾配天井がより広さを感じさせます。

 

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↓落ち着いた和室、書院には掘りごたつのように足を入れられます。

天井の仕上げには京都から取り寄せた「京から紙」。

 

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↓家中「自然光」で明るく昼間はほとんど照明が不要ですね。

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ジャパン建材フェアに行ってきました

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建築は日々勉強というわけで 恒例の

 

ジャパン建材フェアに行ってきました。

 

最新の建築建材、技術の見本市ですね。

 

今年はリフォーム関係のものが増えた印象が あります。

 

これからのリフォーム、新築のご提案に 取り入れていきますので

 

ご期待ください!

 

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目黒区I様邸「ZENKOの家」上棟です!

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目黒区I様邸「ZENKOの家」上棟です!

 
先日上棟させていただいたA様邸のご近所です。

 

夕方から雨!の予報があったのですが、

 

そこは弊社監督「矢部」の的確な指示のもと

 

前日にある程度段取りを組んでおいたので

 

無事上棟式を迎える事ができました。

 

(もちろん弊社大工の木崎親子と鳶達の力あってこそ!)

 

上棟が終了し一同集合したところで、

 

おなじみの「ゴ ールデンハンマー」にてA様ご家族に構造の要である

 

「黄金のピン」を打っていただきました。R0022125

 

そしてご用意いただいたおいしい

 

料理をいただきました。(ごちそうさまでした!)

 

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I様本日はおめでとうございます。

 

職人一同社員一同一丸となって

 

「この町で一番健康で楽しい住まい」を目指します、

 

改めてよろしくお願いいたします!

大田区「歩をさそう家」ZENKOの家、完成内覧会開催

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大田区K様邸いよいよ完成間近!

 
写真にて公開!(といっても画像だと魅力の1割も伝わらないと思いますが・・・。)
 

そこで8月24日(土)、25日(日)と完成内覧会を開催させていただきます。
 

日本の目指す住まいの指針となる高気密、高断熱、高耐震の住まい
 

そして

 

「住む人の感性にはたらきかける庭と部屋の配置、

 

そして、光と風が心地よく行き交う空間」が実現された住まい、
 

実際にご覧いただき体感しないとZENKOの家の魅力は伝わりません!
 

予約制となりますので下記

 

お電話又はメールにてご連絡いただければと思います。

 

TEL 03-3793-0851

 

メール info@zenko-k.com

目黒区A様邸ZENKOの家上棟です!

お待たせしました目黒区A様邸

 

ZENKOの家上棟です!

 

天気予報では夕方頃に雨が降るとの事でしたが、

 

佐野大工親子、鳶さんたちの

 

見事なチームワークにより上棟終了。

 

(間際になって夕立となりましたが、

 

「雨降って地固まる」ということで!)

 

一同集合したところでいよいよ上棟式。

 

おなじみ「ゴールデンハンマー」にて、

 

ご家族に構造の要である「黄金のピン」

 

を打っていただきました(ありがとうございました!)。

 

そしてご用意いただいた美味しい料理を

 

ごちそうになりました。(ごちそうさまでした)

 

A様ご家族には星の数ほどある

 

住まいの造り手に弊社を選んだかという

 

経緯について、そしてお施主様の

 

住まいづくりに対する思いをお話しいただけました。

 

(社員一同、職人一同大変為になり感動しました、ありがとうございます!)

 

A様上棟おめでとうございます。

 

職人一同社員一同一丸となって

 

この町で一番の「憩」の住まいを目指します、

 

改めてよろしくお願いいたします!

 

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↓佐野大工親子による連携プレー

 

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↓A様ご家族も汗だくになりながらお手伝い

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目黒区I様邸地鎮祭です!

晴れの日が続いていますね!

 

各現場とも順調に進んでいます・・・が、

 

この夏は水不足が心配ですね。

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目黒区区I様邸の地鎮祭です。

 

地鎮祭とは、建築などで工事を始める前に行う、

 

その土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得ることで、

 

一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式とされており、

 

安全祈願祭と呼ばれることもあります。

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土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となし、

 

斎主たる神職のもと、建築に携わる者、

 

お施主様の参列の上で執り行われます。

 

祭場の中には木の台(八脚台)を並べ、

 

中央に神籬を立てて祭壇となし、

 

酒・水・米・塩・野菜・魚などの供え物を供えます。
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「I様、本日はおめでとうございます。

 

ご期待以上の住まいができるようにがんばります!」