鶴川厚生病院にベッドや家具類等を含め弊社が推進している「FFC免疫建材イムウッド」が使用されました。今月26・27日に開催する完成内覧会現場が病院近くということで、FFCイムウッドの担当者と完成現場にてお会いしました。梅雨時期でムシムシする暑さでしたが、部屋の中は冷房が付いてないにもかかわらず高原にいるような爽やかさです。FFCイムウッドの創立当時からつとめている担当者は何度も同じ体験をしているので感激!とまではなかったようですが、O様邸のダイナミックな吹き抜けや広々した間取り、各部屋の細やかなデザインに感心されていました。
月別アーカイブ: 6月 2010
FFC免疫建材とカビ
日本の夏は高温多湿のため、この時期生もの、揚げ物はすぐに傷んでしまいます。特に梅雨時期は長雨が続くので結露の問題も発生します、結露は空気中に含まれる水蒸気が液体状に変わることです。結露が発生し、カビが繁殖する要素である「栄養」・「水分(湿度)」・「空気」・「温度」があれば発生します。特に湿度は相対湿度が、80%を超えると猛烈な勢いで繁殖します。それ以上に怖いのはカビはダニのエサになります。したがって、カビの多い環境はダニをも繁殖させてしまいます。そしてダニの糞や死骸はアレルギーの素となります。また、最近分かった事ですがカビの胞子が成長するとき、菌糸から出る酵素と化学反応を起こしVOCガスを発生させるそうです。抗菌加工をしている製品がありますが人が持っている悪玉菌と共に善玉菌まで殺してしまうことで免疫力がなくなる事が分かり抗菌加工されたものは現在減ってきています。弊社では「健康な住まい」を実現するのにFFC免疫建材を使用しています、↓画像は今月26・27日に完成内覧会を開催させていただく現場のFFC処理されたクロスを入れた袋に食パンを入れ「カビ」の実験をしています。一目で効果が分かります 。
TOSTEMスーパーウォール完成内覧会開催です。
0様が永年描き続けた「家」が完成しました。何気なく弊社の内覧会に参加されたのが出会いの始まりでした。それから弊社の構造、完成内覧会を始め様々なイベントにご参加いただき建物の方針が確立されていったとのことです。現在の住まいでは「贅沢」とされてしまった平屋造りに、高い天井、吹き抜けを間取りとして「ゆったり、くつろぎ」の住まいとなりました。構造は高気密、高断熱、高耐震を備えたTOSTEMスーパーウォール工法、壁には半永久的に有害物質を分解する「幻の漆喰」、クロスには悪い菌を抑制し、良い菌を増やす働きのある免疫建材「FFCイムウッド」を使用しました。この他にもO様のこだわりが一杯詰まっています。これから住まいを考えている方にとっては「必見!」です。また、アトピーやアレルギーでお困りの方は体感していただければと思います。
TOSTEMスーパーウォール完成内覧会「憩いの住まい」
「次世代鉄骨造」構造内覧会を開催致しました
「障がい者の為の住まい見学」に福岡へ!その4
最後のお住まいは、風邪から髄膜炎になりその後遺症から下肢麻痺になったS様宅、車イスの生活でもトイレから入浴、炊事、そして玄関から車庫に行き車で外出するまでを自立し行う事が出来るように考えたお住まいとなっています。車イスでも洋服が選べ られるようにかける高さを調整した収納等、身体状況と間取りを照らし合わせ打ち合わせをし工夫されたところがそこかしこにあり感心しました。又、S様自らが入浴動作や車いすから車への乗降を実演し見せていただくことができました。
2日間という短い研修期間でしたが「障がい者」にとって「住環境」が整っていれば充分自立した生活が出来るという事が分かり最ました。ただそれ以上に「家族」の「思いやり」が介護には不可欠だということが分かった研修でした。
「障がい者の為の住まい見学」に福岡へ!その3
「障がい者の為の住まい見学」に福岡へ!その2
「障がい者の為の住まい見学」に福岡へ!その2です。2軒目となるH邸はマウンテンバイクの転倒により頸椎損傷を受け、首から下の麻痺がひどく石のように硬直しています。車でリハビリの病院まで行けるように、家族の介護負担が少しでも減るようとの要望で始めた改修。リビング横のウッドデッキから高低差のある車庫に行く動線上に段差解消器を設置し、車にリフトを装備、浴室の全面改修と入浴用リフトを導入する事により入浴が可能となりました。家族の介護負担が減り、外出もスムーズにでき、改めて福祉住環境の大切さがよく分かったとのお話をいただけました。今では滑り止めのついた手の装具とトラックボール(マウス)を操作しパソコンで「株」の動向を予測するのを楽しみにしているとのことでした。
「障がい者の為の住まい見学」に福岡へ!1
安全とわかっていても苦手な飛行機、ですが2時間で福岡着。2日間の日程で「障がい者の為の住まい」見学です。滅多に無い機会なのでしっかり勉強しようと気合いが入ります。1軒目はY様邸、脳出血で倒れ右麻痺となり10ヶ月の入院後自宅介護となりました。既存の住まいは間仕切りが多く、狭いリビングでテレビを見るだけの日々。日常生活でリハビリをしたいとの想いから新築するか改修するか検討した結果、全面改修されたお住まいです。段差をなくすのは勿論、間仕切りを取り払いリビングダイニングを広くし、真ん中に位置する階段室を中心に手摺りをぐるりと取付け回廊式にし歩くリハビリができるようにしたそうです、又浴室、洗面室が寒くないようにとハロゲンヒーターが設置されています。改修後はテレビ生活から一変、一人で日常生活動作をやってみようとする心境の変化が現れ、少しの介護で済むようになったそうです。綺麗なお庭と共に、リフォームしたばかりのようにピカピカの室内でにこやかにお話しされるご主人、奥様が印象的なお住まいでした。