安全とわかっていても苦手な飛行機、ですが2時間で福岡着。2日間の日程で「障がい者の為の住まい」見学です。滅多に無い機会なのでしっかり勉強しようと気合いが入ります。1軒目はY様邸、脳出血で倒れ右麻痺となり10ヶ月の入院後自宅介護となりました。既存の住まいは間仕切りが多く、狭いリビングでテレビを見るだけの日々。日常生活でリハビリをしたいとの想いから新築するか改修するか検討した結果、全面改修されたお住まいです。段差をなくすのは勿論、間仕切りを取り払いリビングダイニングを広くし、真ん中に位置する階段室を中心に手摺りをぐるりと取付け回廊式にし歩くリハビリができるようにしたそうです、又浴室、洗面室が寒くないようにとハロゲンヒーターが設置されています。改修後はテレビ生活から一変、一人で日常生活動作をやってみようとする心境の変化が現れ、少しの介護で済むようになったそうです。綺麗なお庭と共に、リフォームしたばかりのようにピカピカの室内でにこやかにお話しされるご主人、奥様が印象的なお住まいでした。