日本の夏は高温多湿のため、この時期生もの、揚げ物はすぐに傷んでしまいます。特に梅雨時期は長雨が続くので結露の問題も発生します、結露は空気中に含まれる水蒸気が液体状に変わることです。結露が発生し、カビが繁殖する要素である「栄養」・「水分(湿度)」・「空気」・「温度」があれば発生します。特に湿度は相対湿度が、80%を超えると猛烈な勢いで繁殖します。それ以上に怖いのはカビはダニのエサになります。したがって、カビの多い環境はダニをも繁殖させてしまいます。そしてダニの糞や死骸はアレルギーの素となります。また、最近分かった事ですがカビの胞子が成長するとき、菌糸から出る酵素と化学反応を起こしVOCガスを発生させるそうです。抗菌加工をしている製品がありますが人が持っている悪玉菌と共に善玉菌まで殺してしまうことで免疫力がなくなる事が分かり抗菌加工されたものは現在減ってきています。弊社では「健康な住まい」を実現するのにFFC免疫建材を使用しています、↓画像は今月26・27日に完成内覧会を開催させていただく現場のFFC処理されたクロスを入れた袋に食パンを入れ「カビ」の実験をしています。一目で効果が分かります
。
カテゴリーアーカイブ: 善光建設株式会社
「幻の漆喰」「音響熟成木材」の生みの親カイケンコーポレーション浦上社長が来社。
先月に続きカイケンコーポレーションの浦上社長がZENKOLO-HOUSEに来館しました。今回は浦上社長のお話をぜひとも聞きたいとのことで健康住宅を推進している東京の工務店各社も参加。短時間でしたが貴重な試験データーに基づき説明を頂きました。今回は、室内のホルムアルデヒト等を始めとした化学物質10物質の化学物質放散速度の試験結果です。想像以上に良いデーター結果が出ていました。またグループホームとして長崎県佐世保にある「菜の花の家」は開設から今まで「2年以上もの間」入れ替わりが無いそうで、こちらは全国的に見てあり得ないというお話もいただけました。これも、「幻の漆喰」「音響熟成木材」の影響でしょうか。関心の在る方は、小田急線の栗平で5月末に完成するお住まいがありますのでご覧いただければと思います。
第2回「障がい者」の為の住まい造り
「障がい者(チャレンジド)」の為の住まい造りセミナー
「障がい者(チャレンジド)」の為の住まい造りセミナーに参加してきました。これから4ヶ月間みっちりと勉強していきます。初日は障害介護と改修との関わりについて、基礎知識の勉強からです。障害は「生まれつき」「事故・病気」「老い」からと私達も何時、介護さ れる側になるかもしれません。この様に多くの人達にとって身近な問題にも係わらず「住まいの相談窓口」が少ないそうです。相談窓口が少ないのは、介護、高齢者、障害児、障害者、病気の知識だけでなくカウンセリングや福祉用具・福祉機器、住環境等の多岐に渡る知識を合わせコーディネート出来る人が担当しなければならないからです。どんな病気で入院したとしても6ヶ月後は在宅での生活が始まります。慌てて住宅改修を始めてしまい、失敗する例が後を絶たないそうです。団塊世代の退職が始まり10年後15年後後には今以上の高齢化社会となります。弊社も介護を考えた住まい造りという事で社会貢献が出来るよう社員と共に勉強したいと思います。
ZENKO勉強会開催
トステム大田支店支店長を招き恒例のZENKO勉強会を開催しました。忙しい中、大勢のご参加ありがとうございました。初めに「いい住まい造り」に率先し取り組んでいる職方二名に賞状の授与式を行いました。基礎工事の小池社長は長きに渡りSW工法に 積極的に協力してきた事、タイル工事の保科社長は現場の近隣に対し細やかな気遣いを心がけての作業が認められての授与です。続いて住宅エコポイント制度の趣旨、CO2ゼロ住宅について、住宅ローン控除の拡大について、トステムと共同で弊社が「長期優良住宅先導的モデル事業」に参加決定の報告等がされました。最後に建築家「フランク・ロイド・ライト」の流れを組む元芸大教授で建築家の吉村順三氏が話された「家は単に便利、快適以外に家の品格が人に与える影響というものは凄く強い」という内容についてお話ししました。これから益々忙しくなります、健康に気を付けて頑張りましょう!