お台場の日本科学未来館で開催されいる
企画展「トイレ?行っトイレ!~ぼくらのうんちと地球のみらい」に行ってきました。
子供向けの企画展と思いきやユニークでなかなか奥の深い内容でしたよ。
特に印象に残ったのが1960年代作られた映像で、
それまで肥料として再利用されていた糞尿が化学肥料に代わり
廃棄に困った汚物を川や山にそのまま捨てている映像で
その影響で海水浴で赤痢などの伝染病に感染した新聞記事もあり
下水道が整備された現在では想像できないですが
50年前はまだそういった状態だったとは驚きでした。
世界の貧困地帯の悲惨なトイレ事情など
改めて色々考えさせられました。
江戸時代の「染付便器」というもので、
青と白が涼しげで「粋でおしゃれな」トイレだったとか
ローマ帝国の公衆水洗トイレの模型
江戸時代、将軍が使用していたトイレ
畳に埋め込まれていた。右側はフタ
糞尿をおがくずなどと攪拌し分解して肥料にする「コンポストトイレ」
上海万博で話題になった黄金の「世界一のトイレ」
これ以上はネタばれになるので
とにかくトイレのオンパレードです。
gunji