山菜が奏でる春のうた

 

音符に見えませんか?

(ちょっと苦しい…coldsweats01

 

ヴァイオリンの音色が今でも耳に心地よく響き、

山菜をも音符に見せてくれるのですlovely

 

 

八百屋さんで見つけた珍しい山菜。

 

山形県庄内産の「こごめ」。

「こごみ」ともいうそうです。

これはクサソテツの若芽で、葉先がクルクルっと巻いています。

 

春の山菜というとアク抜きが必要かしら…と考えましたが

レシピを検索すると

そのまま天ぷらにしてもいいという記述もあるくらいなので

サッと茹でるだけでおひたしに。

醤油とひとつまみの砂糖で和えて鰹節をかけました。

 

さわやかな野山の香りnote

ほんのり甘く、くせのない味と柔らかな歯ごたえ。

また店先で見つけたら買いたいと思います。

 

iKE

 

 

ZENKOスタッフ、音楽に酔う

 

先日、ZENKOスタッフ3名で

ドイツ・シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏を聴きに

サントリーホールへ。

 

 

関係者の方からチケットをいただけるというお話をいただいたとき、

 

「私などクラシックに詳しくないし…」

 

と一時ためらいました。

でも、生でオーケストラの演奏を聴きたい、という思いも強く…。

 

「ドイツの、日本で言うところのNHK交響楽団のような楽団らしいよ」

 

と聞いて

 

「ほほぅ…それなら」

 

とわかったようなふりをして

喜び勇んで行ってまいりました。

 

 

曲目は

 

●ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77

 

●ベルリオーズ: 幻想交響曲 op.14

 

 

 

指揮はステファヌ・ドゥネーヴ氏。

 

見るからに指揮者という風格。

楽曲に命を吹き込むような情熱的な指揮に圧倒されます。

アンコールの鳴り止まない拍手に

「アリガトウゴザイマス」と日本語で何度も応えてくれた人柄に

好感を持ちました。

 

ヴァイオリンには三浦文彰氏。

 

世界最難関と言われるハノーファー国際コンクールで

史上最年少の16歳で優勝したというヴァイオリニスト。

現在二十歳という若さでの堂々たる演奏は圧巻です。
透明感のあるヴァイオリンの音色には
心が洗われるようで感動しました。
これから、もっともっと有名になっていくことでしょう。

 

アンコール曲は

 

●J.S.バッハ :無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番よりサラバンド

 

●ビゼー :アルルの女第二組曲から「ファランドール」

 

●ラヴェル :『マ・メール・ロワ』からパゴダの女王レドロネット

 

 

「ファランドール」は子どものころから大好きだった曲なので

とても嬉しかったです。

思わず一緒になって指揮を振りそうになる手を押さえるので必死でしたbleah

 

目の前で繰り広げられる演奏の素晴らしさを

存分に楽しむことのできたひととき。

本当に来てよかったsign01

と余韻に浸りながら、帰路につきました。

 

iKE

 

生きる力

 

 

お父さんに読んでほしい、「生きる力」を引き出すヒント!
その秘密は家にあった! Featuring 岡田武史

アイフルホーム・キッズデザイン研究所

 

 

子育て中の親の願いは、きりがないものです。
健康・学力・体力…
なかでもいちばん強く望むことは
「生きる力」を身につけてほしい、ということ。

 

 

この本は、

 

「生きる力」を育むには、親はどうしたらよいのか、

 

そして、

 

日々の生活の場である家は
どのような空間と機能を提供すればよいのか、

 

を提案してくれます。

 

 

印象に残った一節。

 

「子どもの生きる力の根源は、ヒマとビンボーの中で培われ、
お手伝いの中で鍛えられる。」(p.108より)

 

ちょっと不便。
ちょっとうっとおしい親。
負担感のあるお手伝い。
えらいのは子どもでなく親。
ちょっと居心地の悪い家庭。
欲しいものをすべて買うにはお金が足りない。
働かないと買えない。
でも大人になったらいいことありそう。

 

 

そんな環境なら、
「発想力」「忍耐力」「決断力」
―すなわち「生きる力」が、つきそうです。

 

そんな環境なら、
おもしろい子が育ちそうです。

 

iKE

 

 

 

たいへんなSHOCKを受けました

 

これが、あの光一くんなのでしょうか!?

 

ドラマ「人間・失格」のときからテレビで見てはいたけど、
…知らなかった、こんなすごい舞台を10年以上続けているとは。

 

年越しライブで、年が明けるとすぐに
「お誕生日おめでとう!」とみんなから言われる
誕生日が元旦の人―――は、ただものではなかった。

 


先日、帝国劇場で
堂本光一主演の舞台『Endless SHOCK』を観てきました。

非常に手に入りにくいという貴重なチケットを
W社様からいただいたのです。
(W社様、本当にありがとうございました。)

 

あまりの素晴らしさに圧倒され、
文字どおり「SHOCK」を受けました。

 

優雅に空を飛ぶその姿は、まさに「王子様」でした。
真っ白の衣装がこんなにも似合う人がいるでしょうか。

 

「わたし『宇宙人』を見たんだよ!」

 

と同じレベルで

 

「わたし『本物の王子様』を見たんだよ!」

 

と言いたくなります。
しかし、美しいだけではありませんでした。

 

…華麗なダンスシーンも…

 

…鬼気迫る演技も…

 

…危険を伴う演出も…

 

…迫力の舞台装置も…

 

すべてに度肝を抜かれます。

 

いったいどれだけの訓練を積み重ねてきたのでしょう。

 

これが最初で最後なのか?と思わせるような
全身全霊を掛けるステージ。
倒れてしまうんではないかと思うほどの運動量。

 

これを毎日?
しかも1日2回公演のときも!
それを1000回って…信じられない。
すごすぎるゾ、コウイチ。

 

Show must go on.
― 何があってもショーは続けなくてはならない。―

 

このショーのテーマである言葉にピッタリの、
「限界に挑戦」と言えるステージでした。

 

他の共演者の方々もそれぞれ素晴らしく、
まばたきするのも惜しい3時間でした。

 

何曲かは彼本人が作曲もしているのですね。
本当に恐れ入りました。
ファンじゃなくても楽しめると思います。

 

ついに1000回公演を達成し、今月末いよいよ千秋楽。

年度によってキャストも構成も部分的に変わるので、
毎年観ても、また違った面白さを味わえると思います。

 

自分でチケット取って
もう一度、観に行きたいな。

 

(でも、チケットなかなか取れないんだろうな…)

 

iKE

 

モノのために家賃を払うなんてまっぴら御免

.

あらかわ菜美
『モノのために家賃を払うな!』

~買えば買うほど、負債になる~

 

 

―を読んで。

 

モノは、所有しているだけで置き場所が必要です。

その置き場所には、家賃がかかっているわけです。

 

好きでもなく、使ってもいない所有物は

場所代・維持費・精神的負担感からすると

「負債」ということになります。

 

そう考えると、安易にモノが買えなくなりますね。

 

どれを捨て、どれを残すべきか、

迷うならば

「持っているモノを、ペン1本までも、すべて書き出してみる」のがいいそうです。

 

え~っ!? そんな気の遠くなるような作業wobbly

 

と思っていたら

「自分が管理できないほどモノを持っていることが、すでに分不相応」だと。

 

この本、効き目ありそうです。

 

iKE

 

カマボコから卵へ

 

3月16日より、
東横線から新宿・池袋や川越、所沢へと
一本で行けるようになるそうで、
それに伴い渋谷駅は、生まれ変わることになります。

 

 

便利になってうれしいはずなのに
なにかがチクリと胸の奥に刺さります。

 

あの4本線のホームも…
 
あのカマボコ型の駅舎も…
 
あの屋上遊園地も…

 

……見慣れた風景が、なくなってしまうのですね。

 

今では、あまり行くこともなくなったのに、
そこに、そのままあってほしいと
わがままなノスタルジーにひたっています。

 

嗚呼、昭和は遠くになりにけり。

 

 

でも、その寂しさと引き換えでなければ
新しい世界は見られないのですね。

 

新しい渋谷駅は、建築家の安藤忠雄さんがデザイン。

 

全体の形状は、まるで地中に浮かぶ卵のよう。

 

 

宇宙船ならず「地宙船」。

 

斬新です。

 

大きな吹抜けが特徴で、
ホームで発生した熱気を上昇気流で上に逃がし、地上に排出。
と同時に、屋外の外気を取り込む。
そうすることで空気の対流が生まれ、「自然換気」ができるというのです。
これだけ大規模な地下の駅で
機械に頼ることなく自然の力で換気できる建物は世界にも例がないそうです。

 

また、冷水を循環させることで建物を冷やす「輻射冷房」を採用。

 

これらの組み合わせにより、従来の方法と比べ
二酸化炭素の排出量を年間1000トンも削減できるのだそうです。
斬新なだけじゃなく、環境にも配慮した設計なんですね。

 

新しい渋谷駅。期待しています。

 

iKE

 

大人になりたくないのかな

 

我が家にウーパールーパーがやってきました。

 

 

ポリ袋に入れて連れてきたところ。水槽の水と温度合わせしています。


オタマジャクシがカエルになる途中で成長が止まってしまった…

そんな感じの生き物らしい。

人間でいうと反抗期?

 

でも仕草は可愛らしい。

真正面から見ると
ちょっと口角が上がっていて、
ニコッと笑っているような顔。

 

小さな手足で一生懸命、水を掻いて泳ぎ回っています。


 

名前は「プン」といいます。

 

iKE

 

 

もしも~私が~家を建てたな~ら~♪

 

つい先日の新聞に
『余計な物 持たない幸せ』
という記事がありました。

 

広大で豊か――なはずのアメリカで、
『スモールハウス』(=3坪にも満たない広さの家)
に暮らす人が増えているというのです。

 

狭い家なら、余計な物を置くことはできない。

 

そのため、
厳選した、本当に必要な物だけに囲まれて暮らすことができるという。

 

 

いいなぁ、理想的だなぁ(そこまで狭くなくてもいいけど~)
と思いました。

 

増え続ける物、もの、モノ…

 

これらを管理しきれず、気落ちする日々を重ねていると、
利用するべき「物」たちに、こちら側が支配されているような気にもなります。

 

本当の豊かさとは。

 

本当の幸せとは。

 

それは余計な物をそぎ落としたときに見えてくるのかもしれません。

 

   「完璧がついに達成されるのは、
    何も加えるものがなくなった時ではなく、
    何も削るものがなくなった時である」

 

「星の王子さま」の作者、サン・テグジュペリの言葉です。

 

「完璧」が「幸せ」とは限らないけど
「完璧」をめざすことは「満足」に近づく過程なんじゃないかと思います。

 

iKE