つい先日の新聞に
『余計な物 持たない幸せ』
という記事がありました。
広大で豊か――なはずのアメリカで、
『スモールハウス』(=3坪にも満たない広さの家)
に暮らす人が増えているというのです。
狭い家なら、余計な物を置くことはできない。
そのため、
厳選した、本当に必要な物だけに囲まれて暮らすことができるという。
いいなぁ、理想的だなぁ(そこまで狭くなくてもいいけど~)
と思いました。
増え続ける物、もの、モノ…
これらを管理しきれず、気落ちする日々を重ねていると、
利用するべき「物」たちに、こちら側が支配されているような気にもなります。
本当の豊かさとは。
本当の幸せとは。
それは余計な物をそぎ落としたときに見えてくるのかもしれません。
「完璧がついに達成されるのは、
何も加えるものがなくなった時ではなく、
何も削るものがなくなった時である」
「星の王子さま」の作者、サン・テグジュペリの言葉です。
「完璧」が「幸せ」とは限らないけど
「完璧」をめざすことは「満足」に近づく過程なんじゃないかと思います。
iKE