ハガキ半分。

進行中の新築現場は、サッシが入ったので「気密検査」を行ないます!

 

気密検査とは、「C値(相当隙間面積)」を測定する検査の事です。

簡単に説明いたします。

 

C値とは、家の延床面積に対する「隙間面積」の割合を示す数値で、床面積1m2当たりどれ位(何cm2)の隙間が有るかを表した数値です。 
この値がゼロに近いほど隙間が少なく、気密性が高い住宅であることを意味します。

 

計測する機械はこちらです!

 

 

 

ドラ〇もんの道具みたいでしょ   (@_@)

 

 

一昔前の在来工法の住宅ですと、C値は約9.0程の性能でした。

 

 

C 延床面積 隙間面積 ハガキにすると
9.0 132㎡(約40坪) 1,190 約8.1
5.0 132㎡(約40坪) 660 約4.5
2.0 132㎡(約40坪) 264 約1.8

必ず家には隙間はあります。その隙間を合計した値がC値だと考えて下さい。

 

C値が高いと隙間が多い住宅です。隙間が多いと冬は寒いし、夏は冷房が効きにくい暑い家になってしまいます。(^_^;)

 

SW工法 を採用している手前どもは、すべての住宅で気密検査を行っております。

今回の測定でも、C値=1.0を大幅に下回る、良い数値を出せました(#^.^#)

 ハガキ半分程しか隙間が無いです。

これなら快適な生活が出来ますね!

 

いくらカタログで「うちは高気密です」と謳っても、実際に計測してないところは心配ですね。

 

 

 

 

構造検査&屋根遮熱シート

 

-九月に入っても厳しい暑さが続いております-

 

 

どうも、佐々木です。

 

 

今回も新築現場の進行報告をさせて頂きます。

 

JIO(※過去のブログに書いてあります!)の構造検査も無事終わり、今は屋根の職人も入って頑張っております(#^.^#)

 

JIOの検査は、「配筋検査~構造検査~完了検査」と3段階で行われます。

外部機関の検査のため、厳しい目で一つ一つチェックしていきます(@_@;)ブルブル

今回も問題なく終了。

 

 

天気にも恵まれ(最近は不安定ですが、、。)屋根の工事も順調です!

 

経過を確認しようと決死の覚悟で屋根に登ってみたところ、

 

熱い!!

 

屋根に張り付けて施工してある「あるもの」からの照り返しで、気温+10℃感じました(^_^;)

 

 

ある物の正体とは、ポリエチレンの極細長繊維をランダムに積層し、熱と圧力だけで結合させ、そこにアルミニウムを蒸着させたシートのことです。

簡単に言うと、屋根をアルミニウムで覆うイメージです。

アルミニウムの高い赤外線反射率により室外からの強い輻射熱(赤外線)を反射します。

佐々木のイラストで説明しますと、、

 

 

 

夏は強い日射しで高温になった外装材から室内に向けて輻射熱(赤外線)が放射され、躯体が温められてします。このシートを張ることで輻射熱を通気層内で反射させることにより、室内への熱移動を抑えることができます。

 

体に巻いて歩きたいくらいです。

 

このあとは、

 

通気層を作る→合板を貼る→防水シート貼る→屋根材

 

で完成です。

何層も重なり合い、完成します。

やっぱり建築は奥が深い。

 

 

 

SW入りました!

先日上棟した大田区の新築現場は、SW(スーパーウォール)が入りました(#^.^#)

 

 

 

パネルが入り、嘘みたいですが中は涼しいです!(@_@;)

厚い壁のおかげで、太陽の陽差しがブロックされているからです。

断熱性能は住宅を語る上では外せないポイントです。

 

 

さて、Q値という言葉はご存知でしょうか?

 

Q値(熱損失係数):窓・玄関・床・壁・天井、そして隙間などを通じて、住まいの内側から外へ逃げる熱が床面積1㎡あたりどれ程あるかを表した数値。この数が小さいほど、断熱性に優れていることを示します。

 

 他社でもQ値という言葉は必ずカタログに載っています。

次世代省エネ基準」なんて言葉で説明したりしています。

 

断熱等級

Q

名称

断熱目安

制定年

等級2

5.6以下

旧省エネ

25mm

昭和58年

等級3

4.2以下

新省エネ

50mm

平成4年

等級4

2.7以下

次世代省エネ

100mm

平成11年

 

SW工法の住宅は等級でいうと

 

 

相当のQ値を達成しております。これは北海道エリアの住宅に求められる性能と同レベルです。

外気温に影響されにくく、過ごしやすい家であることが言えます。

 

 

ちなみに、次世代省エネ基準は10年以上も前の断熱等級です。

「うちは次世代省エネ基準です」なんて自慢しているところは、、。(^_^;)

 

 

 

 

 

いよいよ上棟。

先輩の担当している新築現場、いよいよ「上棟」の日を迎えました!

 

 

前日に土台(木造建築の骨組みの最下部にあって、柱を受け、その根本をつなぐ横材)を組み、今日・明日の二日間で柱を建て、その後弊社が採用しております「SW工法」のパネルをがっちりと柱の間に納めていきます。

 

柱には、あらかじめ接合金物が工場で加工され、埋め込まれてきます。

軸組み工法は「接合部分」が一番の弱点です。

使用している金物は、その弱点を克服するためのもの。

とても頑丈で、大地震でもビクともしない強さを誇っております。

 

 

また、金物というと「」を心配される方がいらっしゃるかと思います(@_@;)

 

 

 

ご安心ください!!

 

 

亜鉛-アルミニウム-マグネシウム」合金による防錆処理を施しております!

 

例を挙げますと、電力会社の鉄塔などにも、この防錆処理がされています。

道を歩いていて、鉄塔が錆びて折れているところを見たこと無いですよね?

雨に晒される鉄塔でさえ錆びて折れることがないのに、構造の中にあって雨に晒されない金物が錆びて折れるはずはありませんね!(*^_^*)

 

 軸組工法の弱点が無くなり、さらにSWパネルを採用することによって枠組工法の面の強さも加わります。 地震にも強く快適な住宅間違い無し! 

 

地震が起きた時は、善光建設の住宅に逃げて下さい。 (^_^)/

 

 

次回はSWパネルが入るところをお見せしたいと思います。

 

 

大雄山最乗寺

お久しぶりです。

 

お盆休みが終わり、ちょっと切ない気分になってます。

佐々木です。

 

 

有意義に夏休みは過ごせましたでしょうか?

私は趣味であるお寺巡りに行ってきました(^_^;)

 

神奈川県南足柄市の山奥にある「大雄山最乗寺

ここに行くのはもう数回目ですが、大自然に囲まれると気持ちいいものです。

 

 

奥の院までの道のりは厳しい(@_@;)

 

 

日中は結構賑わっていますが、今回写真には撮影者の私以外誰もいません。

実は、「朝5時前」に参拝に来たからです(^_^;)

お坊さんもまだ見かけませんでした(笑)

 

なむ~

 

 

【夏期休暇のお知らせ】

 

凌ぎがたい暑さの続く毎日、ひたすら秋の涼しさが待ち望まれます

 

佐々木です。

 

誠に勝手ながら手前どもは明日から一週間、夏期休暇に入らさせて頂きます。

 

期間 : 8/11(土)~8/17(金) ※18日(土)から通常営業

 

社会人になると一週間も休めるのは、お盆年末くらいですかね?(^_^;)

メーカーの時は正月も出社した気がしますが。。。(苦笑)

 

しっかり休んで、パワーを蓄えておきます(゜-゜) 

 

 

では皆様、熱中症にはくれぐれも気を付けて、有意義な休みを過ごしましょう!

 

 

配筋検査&スカイツリー

さて、新築現場ですが

 

遣り方~地質改良~根切り・枠入れ

 

と工程が進み、つい先日は配筋を通し終え、

配筋検査

を受けました。

 

検査をして頂くところは「日本住宅検査保証機構※通称JIO(ジオ)」という住宅瑕疵保険を扱っている第三者機関です。

では、住宅瑕疵保険について少し説明致します。(イラストは参考になりません(笑) )

 

 新築住宅を建築されている時、または建築後、建物に不具合が見つかった場合は
事業者が費用を負担して直すことが法律で義務付けられています(住宅品質確保法

ですが、多くの不良物件を抱えた事業者(ここ数年で中規模のメーカーでも倒産したところがいくつかありました)は、費用を負担し切れずに倒産。

購入者は既に組んでしまっている住宅ローンに加え、補修費用または建て替え費用なども負担しなければなりません(・_・;) 基礎だけ出来てそのままなんて言う悲惨な現場もありました。

 

そこで出来たのが「住宅瑕疵担保履行法」、事業者は保険供託によって
補修費用を確保(資力確保)することが法律により義務付けられました。

 

さらに、弊社が利用している保険会社JIOは、建築中に現場検査を実施します。
検査では建築士の資格を持ったJIOの検査員が、
構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」についてチェックします。

 

※写真は配筋検査を受けているところ

 

手前どもはお客様に対し、誠心誠意を持って家づくりをさせて頂いております。

お客様にとって、家作りは一生に一度、人生を掛けての事。

何かあってからでは遅いので、万全の態勢でサポートさせて頂きます!

 

家づくりをお考えの方は、デザインや価格も大事ですが、

 

安心して建てられるのか、任せられるのか

 

を第一に、「一生のお付き合いのできるところ」で建築してください。

 

 

 

※ちなみに佐々木は、土曜日にスカイツリーを見に行きました。

東向島の百花園からのスカイツリー

 

ソラマチのクラゲさん

 

 

下からのツリー

 

あまり観光地には行かない人間ですが、、 (^_^;)

 

 

 

マンション内装工事編

 

-眩しいほどの夏、皆様はお盆休みの予定はお決まりでしょうか?- 

 

 

現場一年目の夏、尋常じゃない量の汗をかいてます。

佐々木です。 

この暑さに加え、まだまだ環境にも慣れてなく、緊張して喉が渇いてしまい

一日ペットボトル4、5本飲む日もあります(^_^;)

 

 

 

さて、今回は私が担当している現場について書いてみます。

 

マンションの内装工事です。

 

現在は解体工事が終わり、このように空っぽになっています。

 

 

床を剥がし。キッチンやお風呂もキレイに撤去。

 

内装のフルリフォームになりますので、仕上がりが楽しみです。

また、こちらの物件は学芸大学駅からも近く、工事終了したら私が住みたいくらいです(^_^;)

 

ユニットバスが入ったら、次は大工さんが「万協フロア」(※詳しくは過去のブログ参照)で

床を作り、建具の造作へと進んでいきます。規模が大きくなりますと指示出しが大変ですが、達成感があります。

早く新築を任せられるようになりたいです(^_^;)

 

 

では、このコンクリ剥き出しの空間がどのように変わるのか、乞うご期待(^_^)/

 

 

 

 

地盤補強工事

新築工事現場も着々と進んでおります。

こちらは地盤補強工事の写真です。

重厚なSW工法の建物を建築いたしますので、地面の中に電柱のような太いセメント杭を何本も打ち込み、その上に基礎を作っていきます。

杭の深さは事前に調査したデータを元にし、強い地盤の層に達するところまで杭を打ち込みます。

 

震災後は地盤について、よくTVでも話が出ています。

 

「液状化」

 

もう皆様ご存じだと思いますが、簡単に絵を書いてみます( ..)φ 

 

 

 一定のバランスで保っている砂層に圧力が掛り砂と水との均衡が崩れ地表に押し出されてしまう事を液状化と言います。

よく砂浜を歩くと、踏んだ部分から水が染み出てきますね。

その現象が液状化のメカニズムと同じようなものです。

地盤が下がってしまうので、被災地では沈下した部分に海水がまだ溜まっています。

 

また地盤の豆知識として、

 

 

①坂道の下りきったところ

②水路や川、池などのそば

③水に関する漢字が地名に入っている

(池・川・島・田・沼・流・沼など)

 

このようなところは低地な場所が多く、軟弱地盤の可能性があります。

同じように見える場所でも、地盤構造は大きく違います。

一生に一度の大きなお買いもの

着工現場に行くと身が引き締まります(・_・;)

 

 

来週からは基礎工事が始まりますので、随時ブログにUPしていきます(^_^)/

 

 

 

 

 

 

遣り方

 

四角く板で囲まれています、この現場。

先輩の担当している新築現場に同行させて頂きました。

解体工事が先週終了して今日から大工さんが入り、新築工事がスタートします。

さて、上の写真は泥だらけになって勉強してきました、

 

「遣り方」

 

後の写真です。

 

建設工事に先立ち、ぬきを用いて行う作業です。

ただ敷地を囲っているだけではありません!!(゜-゜)

建物の位置、基礎の高さを確定するために行います。

杭の位置、ぬきの高さも「レベル」を使って測定し、打ち付けていきます。

 

 

 

 

簡単に言いますと、

基礎工事を行なう上での「大きな物差し」を作ること= ” 遣り方 ” です。

 

物差しが狂うと、そこから先全て変わってしまいますので、結構大変な作業です。

 

ここから、基礎が着工していく過程を今後ブログに載せていきたいと思います(^_^)/