パナソニック汐留ビルの向かいにある
旧新橋停車場・・・
ミケランジェロが残した建築の素描に似ている気がします。
調べてみるとやはり、ルネサンス様式でした。
新橋停車場は1972年(明治5年)新橋駅として開業し、
昭和61年に貨物駅として役目を終えたあと、関東大震災で
焼失してしまったそうです。
2003年に、可能な限り現代の建築技術で、特に外観に力を注いで再現し、
「鉄道歴史展示室」として記憶を共有できるオープンな場として公開
しているそうです。
私たち善光建設は、目黒区・大田区エリアで、建ててスグがいいだけじゃなくて、後々も
ずっと良い家であり続けることを願う人たちのために、都会の限られたスペースを活かして
家族の時間を大切にした家づくり・リフォームを提供することに生きがいを感じている会社です。
絵画スクールに通っていた頃、初めて購入した画集が
「ミケランジェロ・ブオナローティ」でした。
今回は、彫刻と絵画以外に、ミケランジェロが手掛けた
ルネサンス建築の素描や模型も展示されるとのことで、
楽しみに行ってきました。
ルネサンス期は、遠近法とパースの発見を取り入れた空間表現と
レオナルド・ダ・ヴィンチ始めミケランジェロも、
人体解剖を自ら行い、肉体美の表現を競い合っていた時代です。
また、コロンブス等多くの冒険家達が、活躍した大空海時代でもあり、
宗教的な考えに囚われず、現実を直視したいという人間らしい欲求が
渦巻いた時代でもあります。
ルネサンス期を経て芸術は、実写主義、近代ロマン主義~印象派、抽象絵画の
時代へ移り変わっていくそうです。
一番好きな素描の本物を目に焼き付けてきましたので、
忘れないうちに模写したい衝動が止まりませんで・・・
久々に描いてみました。
形を面で捉えながら、徐々に立体感をだし、頭蓋骨に埋め込まれた眼球等と、
それを覆う筋肉、皮膚を意識しながら彫り込んでいくかのように描いています。
大胆なハッチングと線の強弱も素晴らしい。天才彫刻家の素描です。
システィーナ礼拝堂天井画<クマエの巫女>のための頭部習作
建築では、古代ローマの文化を「再生」「復活」させるために、
建築家ブルネレスキらにミケランジェロも交わり、
数多くある遺産からヒントを経て、ルネサンス建築を考案し
創り上げていく様子が伝わります。
自らを彫刻家なのに・・・と語り、大変苦悩したシスティーナ礼拝堂の
天井画の制作を経てからなのか、親方のような一面もあったとか・・?
芸術と建築の融合により、素晴らしいルネサンス建築が生み出されていました。
500年前の街並みが未だに存在するフィレンツェはルネサンス期の宝庫です。
パナソニック東京汐留ビルは、
1階にキッチン、バス、トイレなどの住器類
地下1階に照明、4階には美術館と、
住まいの事から芸術分野まで楽しめる施設です。
今回は、新作照明見学と演色性の体感+ミケランジェロ展を
鑑賞してきました。
ライティングショールームにて
入り口を入ると、北欧風デザインに和柄を取り入れた照明が
出迎えてくれました。
パナソニック照明の特徴は、
住宅用照明にも演色性の優れた器具を扱っている他、
汐留ショールームではLDKや寝室での演出が再現され、
ダウンライト部屋にて演色性の違いも体感できる等、
見学するための設備が充実しています。
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演色性とは・・・
照明で物体を照らした時の色や素材感が
どの程度自然光に近い見え方かを表しているかの指標です。
指標は平均演色評価数「Ra」で表され、
「Ra100」が自然光と同様とされるため、
数値が高い程演色性が良いとされます。
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まず、電球色2700K「Ra83 ダウンライト」での見え方。
シャツの光沢感はぼやけて見えます。
電球色2700K「Ra95 ダウンライト」での見え方
素材の光沢が高級感を感じさせます。
写真では分かりずらいかもしれませんが・・・。
改めて実感でき納得できました。
(集光タイプの照明の方が分かりやすいと思います。)
演色性はレストランやアパレル店舗から
スーパーやデパートの生鮮食料品売り場でも重要視されています。
次回はミケランジェロ展についてお伝えします。
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