第17回NPO法人CRS(ケアリフォームシステム研究会)
全国大会が千葉県茂原市総合市民センターにて開催されました。
全国から「障がい児・障がい者、高齢者の為の
自立できる住まい造り」を推進している工務店を始め
LIXIL、TOTO等の建材メーカー、
モリトー等の介護用品メーカー、介護用リフトの新光産業、
そして障がいをお持ちの方、介護に携わっている方が集いました。
今回のテーマは「介護リフォームの匠と一緒に
できた!!がいっぱいの住まいづくり。
~障がい者・児と家族の暮らしを楽しくする~」。
↓千葉大会実行委員長は茂原市の小沢工務店様。
↓台風対応で大変な時でしたが、
茂原市市長、田中豊彦様に来賓挨拶いただけました。
↓基調講演として
千葉リハビリテーションセンターの
作業療法士神保様、医療相談室長 阿部里様より
脊髄損傷事例、受傷から退院に向けてのリハビリテーション、
骨髄損傷の特徴に合わせた支援について。
↓続いて、総合せき損センター 医用工学江原様からは
退院に向けての住まい相談とスケジュールについて
様々な事例から住宅改修についての講演をいただきました。
続いては全国のCRSメンバーを始め
介護や医療関係の学生から募集された
ケアリフォーム大賞の公開審査です。
障害をプラスに変えるケアリフォーム
日常生活を楽にするケアリフォーム
高齢者にやさしいケアリフォームにもとづいて
各発表とも甲乙つけがたいすばらしい発表でした。
↓こちらは各メーカーの展示。
手前に見えるのはモリトーの「つるべー」という簡易リフトです。
↓善光建設でも問い合わせが多いLIXIL「シャワードバス」。
湯船に入らなくてもシャワーだけで全身が暖まります。
日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは
まだまだ少なく、リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ
や手すりを付けるだけです。
自律した生活を目指すケアリフォームの
考え方を少しでも広げていければと思います。