不完全変態

 

- 年の瀬も押し迫ってまいりました -

 

今年も残り一か月切りました。

 

昨日に続いての投稿。決して投稿数の帳尻合わせではございません。

ヒロタカさんに言われたわけでもございません。

 

 

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さて、新築現場でのワンショット。

柱の色が少し変わってます。これは何のためでしょう??

 

 

正解は「防蟻剤」です。

 

 

弊社では無色透明の防蟻剤「エコボロン」を使用しているため、塗り忘れが無いように色をつけて塗っていきます。

 

ここでシロアリについて少し。。

 

 

 

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シロアリの主食は木です。木の表面には出ないので普段はあまり表に出てきません。

住宅内では厄介な害虫でも、森の中では倒木を食べてくれる生態系には無くてはならない重要な生物です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、「アリ」と名前がついてますが、分類では「ゴキブリ目シロアリ科」となっており、蟻の仲間ではございません。

(※ちなみにアリはハチ目であり、ハチの仲間です。)

 

名前がついた由来として、シロアリはクロアリと姿が似ていて、クロアリ同様に集団で生活することから、 「シロアリ(白いアリ)」と名づけられたと言われております。

全世界で2,500種、国内でも20種類近くのシロアリが確認されております。

 

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以前、耳にされたことあるかもしれませんが、

シロアリ防除剤による人体への影響」についても少し。

 

 

シロアリ防除剤の散布による健康被害の症状は、農薬散布の急性の症状とよく似ています。農業での散布に比べて、使用濃度や面積あたりの使用量が多いため発症するケースがあったようです。

弊社が使用している「エコボロン」は農薬系シロアリ防除剤と大きく違います。

エコボロンは主に揮発・蒸発しないので部屋の空気を汚さない、揮発・分解しないため安定性に優れている、ホウ酸塩の流出が起こらない環境下では効果が長期間に渡って持続します。

農薬系は揮発成分がシックハウス症候群を引き起こす一因とされており、高気密住宅や循環換気の省エネ住宅では特に、揮発成分に晒される危険性が高く、揮発・分解により効果が失われてしまいます

 

シロアリから大切な住宅を守ることはもちろんですが、居住者の健康を害してしまったら本末転倒ですからね 😛

 

 

建築は覚えることが多いですね~(^_^;)

 

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