住み直す―ものと心の整理整頓、この先に向かうために
井上 由季子、村松 美賀子 著
約80平米の便利な高層マンションから、
約35平米、築50年の日本家屋に住み直した、
という著者の井上さん。
ご夫婦とお義母さんと犬一匹の引越し。
居住面積は半分以下に。
いかにして「住み直す」のか!?
大切なのは、思いきった決断と小さな工夫、といいます。
暮らしと生き方の整理整頓をすることで
生活しやすく、心豊かな日々が始まる、と。
こんなにも思い切った決断をした理由のひとつは、
家族のつながりをもっと大事にするために。
そしてもう一つは、
50代になった自分たちの仕事と生き方を整えなおすために。
人それぞれだけど人生には
そんな時期があるのかもしれませんね。
この、想像しただけでも大変そうなお引越し。
そう簡単に、すべてがうまくいくわけもなく、
試行錯誤の日々。
それでも少しでも快適に過ごせるように、
そして何よりも家族が笑顔でいられるように、
工夫に工夫を重ねて、ひとつずつ解決していきます。
―優先順位を付ける。
―選ぶ。
―残す。
―減らす。
―生かし直す。
―考える。
―工夫する。
著者とまったく同じ境遇の人はそういないと思いますが、
部分的に参考になることは多いと思います。
「住み直す」ことは、「生き方を変えること」
ということが伝わってくる一冊です。
iKE
お疲れ様です。
家つくりもそうですが色んな事を決めるのには優先順位の付け方は大事ですよね~一
深いですねー。
優先順位…どんな場面でも言えることですよね。