先日、新潟からジェットフォイルで佐渡の両津港に渡り
小倉・千倉千枚田見学に出かけてきました。
楽しみにしてたホテルの露天風呂は強風のため中止。
代わりに強風に煽られて岩にぶつかり弾ける白波。
自然の脅威に思わず見とれてしまいます。
千倉千枚田は主として鉱山の排水や測量技術の応用によって導入された灌がい。
傾斜30度近い山間地の斜面に(私も思わずコケそうになりました)、
寛文10(1670)年頃、切り開かれたもので、
もっとも規模が大きい。
「耕して天に至る」美しい景観をいつまでも残しています。
佐渡の新田開発ブームは、
鉱山がおとろえかけた寛文期(17世紀)以降から始まったそうです。
鉱山中心から米の増産へと転換していく時期に千枚田は誕生。
手間から言えばわずかな生産量。
米、一粒の重みが伝わってきます。
観光等で掲載されてる棚田は岩首棚田です。
今回は時間が無くて見学できませんでしたが次回は
見学したいと思っています。