京セラ名誉会長の稲盛和夫さんを囲む「誠和塾」。
日本では塾生が多いので有名ですが
中国の経営者にも人気だそうです。
10月中旬、四川省成都のホテルには、中国の様々な業界のトップ約1,500人が参加。
日本と同じように、稲盛さんの哲学、他者を利する「利他」に
正しい心に基づく「徳」の精神を取り入れた努力と成果を、報告しあっていたそうです。
稲盛さんの書籍が売れていることは、マスコミからの報道でご存知の方が多いと思います。
「生き方」は中国語で「活法」と訳され150万部のベストセラーに。
中国では経営に成功しても、企業家の立場では非常に不安定、いつ失脚するか分からない。
こんなことが、心のより所としても「稲盛塾」が受け入れられている要因なのかもしれません。
(朝日新聞10月27日 朝刊参照)