久振りの本屋さんで「究極の田んぼ」と言う本に出会いました。
不耕起移植栽培の普及と環境再生農業の提唱で2008年度に吉川英治
文化賞にも選ばれています。
怠け者、変わり者と笑われながら、長年の思考錯誤と工夫の積み重ねによっ
て、田んぼを耕さず、農薬も肥料も使わず多収穫のイネが強く作ることに成功
した物語です。
耕さない硬い田んぼゆえに、かえってイネが強く多収穫になり、冬にも田んぼ
に水を張っておくことにより、イトミミズが繁殖しその排泄物が雑草を抑制し、
豊かな肥料になってくれる。田んぼの食料連鎖によりメダカ、赤トンボ、カエル
、ガンなどの生き物が集まる自然豊かな田んぼが日本各地に生まれている。
表紙帯びにはこの様に記されています。以前に読んだ「奇跡のリンゴ」に似て
います。この不耕起移植栽培で新潟県十日町市の戸邊秀治さんが生産した
お米が、渋谷の東急本店の地下売り場に、日本一高価なお米として、一俵(60
㎏)が22万円!で売られているそうです。
渋谷にお出かけの際は、話の種に覗いてみては如何ですか。
先日は有難うございました。
22万円のお米とは・・・スゴイですね。
機会はないとは思いますが食べる機会があれば食べてみたいですね。