弊社の所属するNPO法人CRS(ケアリフォーム研究会)
の活動の一環で、勉強会を開催させていただきました。
開催場所は協賛いただいているメーカの
TOTOに協力いただき、新宿にあるTOTOショールーム内の
テクニカルセンターにて開催させていただきました。
↓TOTOテクニカルセンターのエントランスには有名な建築物の写真が
ずらーっと並んでいます。壮観!
今回の勉強会では、東京頸髄損傷者連絡会の
麩澤(ふざわ)さんと、櫛田(くしだ)さんを招き、
障がいを持った人が暮らす上での問題や、
介護者と支援、介護機器についてのお話いただきました。
麩澤さんは
頚椎損傷によって四肢麻痺となったのですが、
現在、賃貸マンションで一人暮らしをしています。
当時、不動産を廻っていても「車いす」という事で
親身に相手をしてくれるところが無かったそうです。
行政対応にしても
A市からB市に移る際は住所変更をしないと
全ての手続きができない等の問題点を話されました。
↓テクニカルセンター内にある展示。TOTOの誇る先進技術や、
歴史が分かるように展示されています。
↓麩澤さん、櫛田さんを囲んでの懇親会。
会場はTOTOショールームからは「段差」無しで行ける新宿サザンテラス内の
イタリアンレストラン「ペッシェドーロ 新宿店」。
麩澤さん、櫛田さん、ありがとうございました!
日本には介護を前提とした住まい造りを相談できるところというのは
まだまだ少なく、リフォーム会社に相談したとしても言われるがままスロープ
や手すりを付けるだけです。
少しでも自立を考えた、ケアリフォームの考え方を広げていければと思います。