4月6日(土)・7日(日)と
目黒区K様邸にて「ZENKOの家」完成内覧会を開催しました。
今回のテーマは「光の井戸」。
周りの住宅との距離があまり取れなくて
大きな窓は設けられない環境――
そのような条件のもとでも
「ホッ」と心が解放されるような自然な明るさを感じられる…
そんな住まいを目指し、設計された住まいです。
玄関を入ると、まず目に入るのが
なめらかな曲線を描く上がり框(あがりかまち)。
厚いムク床だからこそ実現可能なこの造作は
デザイン性はもとより
木のぬくもりをより一層暖かく感じさせてくれます。
そして、この家の顔となるカウンターがお客様をお出迎え。
人造大理石のつややかな表面が、気品にあふれています。
位置・色・材質ともに、花を飾るにふさわしい造りとなっています。
そこにはお施主様たってのご希望でありました
信楽焼の手洗い鉢を配し、
上質な空間を演出しています。
3階から階下へ続く光井戸。
1階の玄関まで、スゥーッと光が降り注ぎます。
真昼の明るく白い光は、住む人の気持ちまで明るく元気にしてくれます。
また、日が暮れて室内のあかりを灯せば
落ち着いたやさしいオレンジがかった光が階下に届き、
住む人の心を癒します。
夏場はこの空間が、熱い空気を上へ上へと逃してくれるのです。
そこには温度差を利用した自然な空気の流れが生まれます。
リビングの造作家具は
壁一面にぴたりと合わせて造られたオリジナル。
重厚感がありながら
無駄のないデザインの効果で
すっきりとシックにまとまっています。
豊富な収納力を保ちつつも圧迫感を感じさせません。
またこの家具の一部には
お部屋に溶け込むように配された仏壇スペースもあり
住む人の想いに寄り添うようにデザインされています。
「リビングに仏壇を置くこと」については
もちろん人それぞれの考え方により異なるとは思います。
でも、敷地面積や間取の事情などでどうしても仏間を設けられない、
また家族の集まる部屋でいつも身近に感じていたい、という理由で
最近、多く取り入れられるようになってきました。
ご先祖を大切にしたい気持ちとインテリアを両立できる
好例と言えるでしょう。
内覧会当日は、猛烈な低気圧のため
強風が吹き荒れる空模様。
しかし、それでも
「光の井戸を見てみたい!」
と思ってくださったお客さまが多数いらっしゃったようです。
これから住まいを考えているご家族や
現在「ZENKOの家」にお住まいの
OBのお施主様で満員御礼!
一時入場を制限をさせていただくほどでした。
お施主様K様、
そして、ご来場いただいた皆様、
ありがとうございました。