「建ててスグがいいだけじゃなくて、後々もずっと良い家であり続ける」 ために、
建築のプロとして、コレが本物だ!と確信を持ったものを提供し続けます。
[所属・役職] 取締役会長
[名前] 熊田 敏夫
[ニックネーム] 小さいころはトシボーなんて言われてました。
[誕生日] 1944年6月
[星座] ふたご座
[血液型] O型
[出身] 福島県須賀川市(旧:白方村)
[趣味・休日の過ごし方] 出かけていることが多いかな。映画や旅行、散歩など。妻と一緒に出かけることが多いです。
取締役会長 熊田敏夫 インタビュー
この業界に入った(会社を立ち上げた)理由はなんですか?
今思えば、結局父親の影響が大きいのかなぁと思います。
建築業界に関しては、父の仕事の関係もあり、
ウチに大工さんが寝泊まりしたり、時に現場で手伝いをすることもあったりで、元々馴染みがありました。
地元も自然がいっぱいの所なので、自然素材の家づくりにも親しみがありました。
独立に関しても、元々海軍で技術者をしていた親父が
「東京に行って事業がしたかった。」
と言っていたのを聞き、自分がその想いを叶えたいということで、18歳の時に上京し会社を立ち上げたんです。
上京してからは、ホテルでベルボーイの仕事をしたり、出版社で雑誌記者をしたりと様々なことを経験して、30歳の時に独立。今に至ります。(詳しくは、ごあいさつをご覧ください)
そういう意味では、いろんなことに興味を持ったり探求するのが好きな性格なのかもしれません。
住宅の仕事をはじめてからも、
父親からもらった言葉 「石の上にも三年」 という言葉を胸に、
お客様にウソのない 「お客様に本当に笑顔で渡せる家」 を提供するべく、日々探求を続けています。
「この仕事をやってて良かった」と思う瞬間は?
一番の喜びは、住んでからお客様に喜ばれることですね。
お問合せをいただくときからはじまり、契約の時、完成後と、お客様のたくさんの想い、一生の想いをカタチにするわけですから、失敗は許されません。
だからこそ建築のプロとしては、「建ててスグがいいだけじゃなくて、後々もずっと良い家であり続ける」 ために、コレが本物だ!と確信を持ったものを提供していくわけです。
そんな想いで我々も家を建てていますので、実際に住んでから喜びの声を聞ける瞬間というのは、何事にも変えがたい喜びの瞬間ですね。
「本当に暖かい家。善光さんに出会えてよかった」
という言葉が一番嬉しいですね。
今の仕事で大変なところ・気を付けているところは?
大事なことなのにお客様が気づいていないこと。これが家づくりの世界には結構あります。
例えば結露している家を見て、こちらとしては 「結露はカビや劣化の原因になる」 ということがわかるのですが、お客様はこんなものだと思って、そのままにしている・・・とか。
初めてスーパーウォール(我々が自信を持ってお客様に提供している、安全・安心な家の工法)で建てたお客様も、住み始めてから90歳のご老人が元気になったという話がありまして。
というのも、以前は家が寒いから服を着こむ、着こむから重い、重いから動きづらい、動きづらいから動けないという、住環境から来る健康の悪循環があったらしいのです。お客様にとってはそれが当たり前だったから、その原因が住環境にあったなんてお客様は気づかないわけですよね。
ちなみにその方、新しい家に住まいはじめてから伺った時、2階から階段で降りてきたんですよ。
「薄着でも暖かい」って。そのご家族はその薄着のまま外に出ちゃうのが今の悩みらしいですけどね。
つまりは、プロにしか気づけないことがある。
それをしっかり伝える責任があるということなんですよね。
社内で「これをやらせたら右に出るものはいない」ということは?
う~ん。なんでしょうか・・・。
メモ魔、とはよく言われます。
良い家づくりをするために新しい情報を仕入れること、それを発信することは、とても重要だと思っています。
これは出版社にいた頃に学んだことでもあります。
出版の業界は、実際に本になり世にでるまでを見込んで、3ヶ月先、半年先を読んで取材をし、原稿を作るわけです。
取材当時は最新の話でも発売されているときには過去の話だった、じゃダメですからね(笑)
先見の明というのでしょうか?その先読みする力の重要性を学びました。
住宅業界でも次々と新しい情報が飛び交っています。
実際に自分で見て、触って、使って、確信を持てたらお客様に提供する。
そうやって探求していくのが好きなんですよね。
今後、仕事(もしくはプライベートで)実現したい夢は?
これからも、家づくりの探求は続けていきたいと思っています。
おかげさまで、我々の建てた家にお住まいのお客様からは本当にありがたい言葉を頂戴できるようになってきました。
地元で約40年積み上げてきたものをこれからも。
私の想いとしては、住まいのプロとしてもっと地域に溶け込んだ会社になりたい。
我々ももちろんですが、地域に住まう人、そして事業を行う皆さまともっと触れ合いながら、
共に発展できるような会社づくりをしていきたいと思っています。