目黒区K様邸インタビュー

善光さんだからできた決断でした

〔インタビュアー〕 熊田 寛貴(ヒロタカ) 〔お客様〕 ご主人奥様

ヒロタカ
家づくりを考えるようになったきっかけは何ですか?

ご主人
まる1年住んでみて、家の不便さに耐えられないと思ったからです。

奥様
もともとは両親の家だったところが空き家になっていたので引っ越してきて。最初は何も手を付けずに暮らしていたんですよ。


築45年だったのかな。最初の希望は「増築」だったんですよ。

奥様
庭の部分を利用してリビングを広くできたらいいかな~なんて。

ご主人
でも、お隣とくっついていて

ヒロタカ
連棟になっていましたよね。法規的にも無理があって、耐震工事も難しい状態でした。

奥様
他にも、私が西日が暑くってもうこの家には住めないって思っていて。昔の家って窓が大きいじゃないですか、ともかく1階も2階も全面窓、みたいな。壁より窓の方が多いような家だったの、暑いし寒いしここにずっといるのは辛いかなと。

ご主人
フルリフォームか新築か・・・ 両方で考えました。善光さんにご相談しながら、どちらがいいだろうっていうことで。

奥様
丁寧にね、聞いてもらって。

主人
あとは、やっぱり地震のことも心配でした。

奥様
耐震がね、まあ古いおうちだったのでどうするべきか考えました。

ヒロタカ
いろいろなことを考えて比べた上で、新築に決定したんですね。

奥様
ここはもともと空き家で、母が亡くなって7~8年経ってたのかな。ずっとそのままにしてて、たまに風を通しに来るくらいで。まったくの空き家だったんですけれども、私たちも目黒に帰ろうかという話になって。

ご主人
以前住んでいたところは駅から遠かったんです、すごく。とにかく遠くて。

奥様
バス停からも12~13分くらいあって、子育てには良かったけど、老後ずっと暮らすにはちょっと不便かなと思い切って。

ご主人
こちらの方がいいんじゃないかということでこちらに戻ってくる決断をしました。

相談するうちに自分たちの理想を明確にしてくれました

ヒロタカ
いざ新築にしようということになって、当初はどんなお家が理想だったんですか?

奥様
漠然としていて本当に何も決まってなかったんたんですよね。

ご主人
やっぱりいちばんは耐震のことかな。それから、あまり土地が広くないので、1階はあまり細かく仕切らずに、なるべく開放感があるような形にしたいなと思ってましたね。

奥様
何も考えていなくって…。構造や間取りについては矢部さんが、インテリアについてはコーディネーターさんが、すごくよく相談に乗ってくれました。まずお家のコンセプトを決めましょう、どんな感じが好きですか、というイメージから入って 。

ヒロタカ
耐震というご希望がいちばん大きかったですよね。あとはやはり先ほどおっしゃられていた暑さですよね。

奥様
そこはいちばん強く希望しましたね。本当に暑いのは、私はイヤだなぁって。

ヒロタカ
この時代になって暑くて寒い家というのは果たしてどうなのかということで。 あとはコーディネーターとのやりとりが多かったですよね。

奥様
本当にお世話になって。何もイメージがなかった状態から相談に乗ってくださって。「お好きなものだけで作ると、ちぐはぐなお家になってしまいますよ」と言われて(笑)。好きなものだけを集めるとバランスが良くないので、とにかくコンセプトを決めることにしました。最終的に「フレンチモダンで行きましょう」と決めたんです。

以前住んでいた家は昭和のお家だったんですよね。そのお家の木のぬくもりとか茶色のイメージはすごく良かったんですけど、新しいお家はガラッと違うイメージにしたくて。白い床の家に住むなんて初めてです。

ヒロタカ
弊社で造る家では、なかなか「白がいいですよ」とはお勧めしないんですけれども、奥様のお好きなイメージを最優先しましたよね。

奥様
そうですね、もう「白」で決まりでしたね。

良い出会いが重なって

 

ヒロタカ
家を建てようと決心なさった当時、他社さんの家づくりもご覧になりましたか?

ご主人
駒沢公園の住宅展示場が近いので行ってはみたよね?

奥様
モデルハウスは見たんだけど、もともと先に出会ったのが善光さんだったし、まだ引っ越して来たばかりで、この地域のことはさっぱりわからなくて。そんなとき、近所でお友だちになった方に「家をどうしようかと思っている」というお話をしたら、なんと工務店の方だというからびっくりして。その方が初江さん。社長さんのお母さまだったんですよね。それで完成内覧会に呼んでいただいたんですよ。

ご主人
碑文谷のお宅を見せていただいたね。

奥様
収納とかちょっとしたスペースにおしゃれな空間があったり、すごく良くできてるお家ねーって。決して広いお家ではなかったんですけれども、とても素敵で工夫もされていて、今でも印象に残ってますよ。実際に見に行ったことで「あぁ、こういうお家を作る会社なんだ」と分かったんです。
そのあとも何度か主人と二人で善光さんが造ったお家を見に行って。こういうふうに造れるんだーって。ハウスメーカーの住宅展示場は1軒しか見なかったけど、善光さんのお家は何軒か見せていただいて、いいねって。ずっと地元で続けていらっしゃるし、うまく造っていらっしゃるので、安心してお願いできると思いました。

ご主人
他には何もしなかったですね。最初の打合せは、建替え前の古い家に社長と矢部さんが二人でいらしてくださって、「庭にこのままリビングを増やしたい」というお話をしましたよね。

ヒロタカ
実際に家づくりを進めていたところで、めげそうになったことはありましたか?

ご主人
それはなかったですね。

ヒロタカ
けっこう楽しんだ、というところでしょうか。

奥様 
宿題を出されて(笑)。 「次までにこれを決めてくださいね」と念を押されて。

ご主人
その宿題をこなしていく、という。

奥様
スケジュールとかも私たちは全然考えていなかったんですけど、「ここではこれをしてください」と言われたことを忠実に守って。そしたら、いつのまにか家ができていたという感じでした。

家はもちろんだけど、皆さんの人柄で決めました

  

ヒロタカ
善光建設で決めた理由、決め手となったことは何ですか?

奥様 
皆さんの人柄ですよ! 社長さんやお母さまはもちろん、矢部(監督)さんもコーディネーターさんもお人柄が良くて、ここでお任せしたいと決めました。

ヒロタカ
実際に建築中の弊社のスタッフや上棟など、現場の様子をご覧になりましたか?

ご主人
ほとんど見に来なかったですね、外からは見ていたなー。

奥様
何度かは見に来たんじゃないかな。安心してお任せしていたので、外から、作業してる人の邪魔ならないように見るぐらいで。

ヒロタカ
ある程度、建物が形になった時点で一緒にご覧になりましたね。

ご主人
そうそう、はしごを使って2階に登ったりしてね。

奥様
すごく太いダクトっていうんですか? こういうのが入ってるんですかこのお家は!?、ってなりました。すごくびっくりして。確かにこれなら空気がきれいになるよね、って。

ヒロタカ
お住まいになられてから3年が経ちましたね。3回目の夏を迎えて住み心地はいかがですか?

奥様
もう快適ー!(一同・笑) どんなに暑い日でも家に帰ってくると涼しいですよ。 以前の家は、温室に入ったような感じだったから。帰ってきただけで、なんでこの家涼しいの!? って。

ご主人
冬はあったかいし。床暖房も付けるかどうか最後まで悩んでいたんですけれども、付けて良かった。エアコ ンを使わなくても、床暖房だけで充分です。

ヒロタカ
冬はほとんど床暖房ですか?

ご主人
エアコンは朝、起き抜けに少しつけるくらいで昼間は全然、暖房いらないくらいです。床暖房がとにかくあったかいです。

ヒロタカ
夏はどうですか?  夏を特に心配されていましたもんね。

奥様
暑い家はイヤだというのが…その想いがいちばん大きかったですね。とにかく夏がもう西日がきつくて。エアコンをつけても夜8時ぐらいまで効かなくて、こんなところには住めないよって1年で音を上げて。それで建て替えを始めて。 ちゃんと辛抱したのは1年だったかなと。 1年住んでみて無理っていう感じでしたね。

ヒロタカ
西側はこちらですよね。

奥様
1階も2階も全部が窓…みたいな感じでした。

ヒロタカ
今回は明るさが採れる程度に窓の大きさを抑えて、断熱性の高いサッシを入れましたよね。

すべてが快適で善光さんに出会えてよかったです

ヒロタカ
間取りや使い勝手はどうですか?

奥様
まったく問題ないです、すごく使いやすいですよ。リビングに間仕切りをつけてもらったのが良かったです。ふだんは開けていますけどね、見晴らしがいいので。自分の部屋はていねいにコーディネートしたのに、LDKの居心地がいいので、昼間はここにいることが多いんです。 自分の部屋もすごくこだわって作ったんですよ、でもここが好きなんです。

ヒロタカ
ご自分のお部屋にいる時間よりも…。

奥様
自分の部屋ももちろん気に入っているんですけど、ほとんど寝るぐらいで。部屋で何かするってことがあんまりなくて、ここにいることが多いです。

ヒロタカ
僕の印象に残っているのは、このモールディングと照明ですね。

奥様
照明はショールームまで見に行きました。私、照明にはすごくこだわりたくって。

ヒロタカ
2階のお部屋の照明もすごくいいんですよね、よく覚えてますよ。

奥様
アドバイスを参考にしながら、全体のバランスを崩さないように気を付けて選んだんです。壁紙もね、トイレとか、自分の部屋とか。

ヒロタカ
ウィリアムモリスの壁紙ですよね。トイレもモリスなんですよね。まるでモデルルームみたい!  善光の自慢のお家ですよ。

奥様
あと、すごくこだわったのが収納です。

ご主人
小屋裏収納だね。これは造っておいて良かったと思っています。

奥様
子どもの小学校の時の作品とか両親の思い出のものがあるんですけれども。とりあえず小屋裏に収納しています。床も壁もきれいに貼っていただいたので、人が寝られるくらいにきれいな部屋になっているんです。

主人 
本当によかったね。あれがなかったら荷物が入りきらなかったね。

奥様
部屋に物を置きたくないという思いがあって。まずは見えないようにしたいと思っていたので。そこで、キッチンカウンターの下も収納にしてもらったんですよね。
ごちゃごちゃが見えないようにしたいっていうことが希望だったので、中には物がいっぱい入っているんですけれども、とりあえず見えないようにしています。 とにかく色を増やさないことが大事だ、と教わりました。基本的にベージュと白だけにして、それ以上、色を増やさないというのがポイントですね。

ヒロタカ
キッチンはどうですか?

奥様
これ、すごく使いやすいです本当に。当初は後ろ向きの壁付けタイプがいいって言ったんですけれども、矢部さんから「これからは対面にしておいたほうがいいですよ」とアドバイスいただいて、このタイプを選びました。

ヒロタカ
このキッチンは、台の上をきれいにしておける方でないと見た目の良さを保てないんですよね。奥様は本当にキレイにしてらっしゃいますね!

奥様
私はついたて無しでフラットにしたいという希望があって。本当はもっと大きなキッチンでお願いしたんですけれども、矢部さんがちょっと言いにくそうに(笑)もう少し小さくした方が…と。 実際に通路幅を考えると、この大きさにして良かったと思ってます。やっぱりプロのアドバイスは聞くべきですね。

家を建てた後も安心して相談できます

ヒロタカ
弊社で家を建てると幸せになりそうな人はどんな方ですか?

ご主人
どんな世代の人でも、その家族に合った良い家を建ててもらえるんじゃないかな。 

奥様
家族が明るくなれるし、みんな明るくなれるんじゃないかなと思います。

ご主人

近所の家がちょうど引っ越した後にうちが新築を始めたんですよね。そちらは何かしらトラブルが起きるたびににまったく話が通らないということで、困っているようでした。でもうちは善光さんに電話すれば何でも答えてもらえたので安心でした。

奥様
ご近所の人たちもみんな矢部さんのことを覚えていて、あの方がいるから安心よねーって。

ご主人
だからやっぱり地元密着の工務店さんに頼んだ方が私はいいんじゃないかなと思っています。本当にたらい回しにされてなかなか来てくれないと言っていましたからね。 

奥様
お家を造る人たちとその後のメンテナンスの人が違うらしいんですよね。完全に会社が違うので仕方ないと。善光さんは建てた人たちがそのまま見てくれるので、お家を造ってそこで終わりじゃなくて、そこからお付き合いが始まるってこういうことなのか、と分かりました。この3年間、住んでみてこうやって始まってずっと見ていただけるんだなーって。うちは幸せだったなと思います。

ヒロタカ
これから家づくりをする人へのアドバイスは何でしょうか?

ご主人
ぜったい地元の工務店さん、というのが本当にみんなに言いたいことですね。

奥様
大手は見えてこないんですよね、どんなに営業の人がうまい話をしてくれても造るのはまったく別の人だから。善光さんの場合はダイレクトに伝わるのがいいですね。ハウスメーカーは一社だけ話を聞きに行ったけど、全然ちがっていたね。