vol.39 LODGE BISTRO SARU ― ロッジ ビストロ・サル ―

山の幸を味わえる住宅街の山小屋

 「グリル料理と国産食材のワインビストロ」のSARUは、2015年2月にオープン。まるで友人のロッジへ招かれたかのような気分で楽しめると評判です。

 

 

〈左上〉信州 安曇野 絶品リエット 生キャベツ添え750円 〈中央上〉ランチで楽しめる十勝若牛のペッパーステーキ、フレンチトースト付き2,000円 〈右上〉陸のアワビ!ジャンボきのこ”バイリング”のステーキ500円 〈左下〉山小屋に来たような癒される空間です 〈右下〉八海山サーモンのミキュイ 山菜と蕗味噌のソース1,300円 (価格は税別)

 

 SARUの系列店は他にもあり、 白金店は『畑(=野菜)』、代々木上原店は『海(=魚)』、大手町店(=日本ワイン)。そして、ここ学芸大学店は『山(=肉)』がテーマ。今回私たちは、長野安曇野の放牧豚を、リエット(肉をじっくり煮込んだペースト)と、肩ロース肉の溶岩石グリルでいただきました。自然の中で自由に動き回りのびのびと成長した豚はストレスがなく、肉質は柔らかく脂身に甘さを感じるほど絶品でした。長野県産の希少なきのこ『バイリング』のステーキは、「本当にこれがきのこ?」と思う感動のお味。旨味がギュギュッと詰まっていて、まさに陸のアワビです! 川魚は、八海山サーモンのミキュイと、ニジマスがまるごと入った玄米釜飯をいただきました。

 どの料理も手が込んでいて、素材を最大に美味しくしたいという料理人の心意気が感じられるものばかりです。豊富なワインのメニュー説明はユニークで女優さんや俳優さんに例えられていて、思わず「高橋一生さんお願いします♪」と注文しました(笑)。

 食材と味だけでなく、接客のあたたかさ、さり気ない気遣いも魅力。スタッフさんは休日に食材の生産現場まで赴き、研鑽されているとか。料理の説明に熱がこもるのも納得です。次回はぜひ『蝦夷鹿』を賞味してみたいですね!(2018.04)

 

お店について


 

LODGE BISTRO SARU ― ロッジ ビストロ・サル ―

学芸大学駅徒歩3分
目黒区鷹番2-16-12-1F
tel.03-5734-1942・完全禁煙
月~金/12:00~14:30(LO)・18:00~23:30 (LO)
土/12:00~23:30 (LO)
日祝/12:00~22:30 (LO)