製菓理論も学べる隠れ家のような洋菓子店

　住宅街の看板に惹かれ、細い路地の奥の扉を開けると、そこには美味しそうなお菓子たちが！

興味をそそられた 『五本木スコーン』をいただいてみると

――しっとりとしたスコーンに、

軽い口当たりの自家製クロテッドクリームと

ラズベリージャムの甘酸っぱさが
相性抜群です。

　製菓学校で講師を勤め、現在までに800名以上のプロを育てたという
店主、岡本さん。

自分ブランドのお菓子を作りたいという長年の想いから、
独立されました。

　素敵なラベルのイラストは、幼い頃の娘さんが描いた絵なのだそう。

椅子に座るお姫様。

可愛らしくて味があります。

この絵をずっと大切にしてこられた親心も伝わってきます。

　岡本さんの作り手としてのこだわりは、

基本材料である「卵、バター、小麦粉、砂糖だけで作るお菓子」。

シンプルだからこそ素材と技術がものをいうのですね。

「バターの結晶体が壊れない状態がきちんと保たれているか」など、

理論に基づいた製法を大切にする姿勢は、まるで研究者のよう。

お話も楽しく、飾らない親しみやすい岡本さん。プロとしての厳しさだけではなく、

愛に溢れたお菓子作りの奥深さに感銘を受けました。

　本気で製菓店を出展したい方のために、

製菓理論から実際に店舗を出店
できるまでのスクールも併設。

原点を極めたお菓子、

自分らしいブランドを立ち上げたい方、必見です。

（2019.4.10）

〈左上〉可愛いイラストがトレードマーク。〈中央上〉『五本木スコーン』380円。〈右上〉ギフトにも最適♪食べればみんな笑顔に。〈左下〉岡本さんとZENKO一美です。〈中央下〉ふわっふわの10cmシフォン580円。フレーバーは時期によって変わります。〈右下〉住宅街の看板にふと足をとめて。

お店について

目黒区五本木2-52-7
学芸大学駅 徒歩７分
☎03-4405-5008・090-3503-3274
info@lebonbondeciel.com
営業／水･木･金･土 12:00 ～ 17:00

（最新情報はお店の公式サイト等をご参照ください。）