仙台の帰りに白河の小峰城に寄って来ました。
小峰城は白河のシンボルとして親しまれていますが
ここにも震災の被害が及んでいました。
正門の被害が一番大きく、被害総額は
30億とも言われています、工事期間も7年程かかるそうです。
三重やぐらの隣に植えられていた「桜」も被害にあったそうです。
この桜は小峰城改修の祭、無事に完工出来るようにと人柱となった
娘を悼んで植えられた「おとめ桜」です。
この「おとめ桜」は毎年見事な花を咲かせ、城を艶やかに彩ります。
「城」も「桜」も当分見ることは出来ません、自然の暴挙なのか
神が与えた試練なのか深く考えさせられます。
卒業式に中学生が詠んだ「答辞」の言葉が頭に浮かびます。
「天を恨まず 運命に耐え 助け合って生きていくことが これからの使命です」