目黒区F様邸外装工事が完了しました。
築17年となる木造3階建てのお住まいで、
前もってご主人よりバルコニーに亀裂が入っていて
雨水が入っているかも・・・とのお話がありました。
↓現場に伺ったところバルコニーの壁面に亀裂を確認。
バルコニー笠木の端部から雨水が侵入し、
内部の木材が腐朽し膨らみ、モルタルの外装が割れたようです。
足場を掛け全体をチェックしたところ
雨水の侵入が長期に渡り続いていた事で、
柱や梁等の重要な構造の腐朽が、3階から1階まで進行している事が分かりました。
このままにしておくとバルコニーが落ちてしまうだけでなく、
地震で倒壊する危険性もあります。
↓笠木を外したところ・・・。防水紙等の施工が無い為、
雨水が直接入っていました。
↓実際ご覧になったご家族は驚かれていましたが、
ご安心ください、普段の日常業務です!
↓土台や柱に工具を差し込むとズブズブと入り込んでしまいます。
という事で、塗装に入る前に大工さんにて
がっちり補強、その上で復旧工事をさせていただきました。
↓柱や土台等の構造材を入れ替え、耐震金物で補強。
防腐、防蟻剤を塗布、例えると・・・歯のインプラントですね!
↓高性能グラスウールをしっかりと充填。
↓そして外装のモルタル左官、塗装工事に進みます。
↓塗装工事完了後、
家本体に重量を掛けない為にアルミのバルコニーを設置。
・・・・・・これで一安心!ですね。
住んでいて
なにかおかしいなとか、ちょっと気になると思ったらそのままにしないで
ご相談ください。