来年上棟となる各現場が
解体や地盤改良と賑やかになってきました。
こちらは目黒区M様邸の地盤改良。
地盤の良し悪しは、家造りにおいて重要な要素です。
建物をいくら頑強につくったとしても、
建物を支える地盤が充分なものでなければ長寿命の住宅はできません。
周辺の地盤が丈夫だったとしても以前「水みち」や「井戸」等があったりした場合、
地盤調査の結果が思わしくない場合があります。
又、地名に「川」や「水」が入っているようであれば、
軟弱な地盤となる可能性が高いそうです。
地盤の補強、改良には大きく分けて
表層改良、柱状改良、小口径鋼管杭工法があります。
M様邸では地盤の要所にセメントミルク(セメント系固化材と
水を混ぜたもの)を注入し、
地中に柱状の改良杭をつくる柱状改良工法の施工です。
工期は通常1日から2日、低振動施工で近隣に騒音などの影響が
少ない工法となっています。