昨年新築工事をさせていただいた
目黒区K様邸のご実家のリフォームがスタートしました。
築36年となる木造2階建てのお住まいで、
目黒区住宅リフォーム資金助成、
高齢者自立支援住宅設備改修給付を
利用したリフォーム工事となります。
今回のリフォームでは
高低差のあるアプローチから玄関、玄関框(かまち)への
段差の緩和。
今までの生活上、脱衣室が無かったので
脱衣室をプランに盛り込み、
造りの浴室をユニットバスに変更。
和式便器を洋式便器に変更する他、
使いやすいキッチンに交換します。
まずは解体工事・・・・という事で
大工さんが丁寧に解体していくと角柱が漏水により朽ちていました。
↓持ち出しのバルコニーの取付部分から内部に雨水が入り込んでいました。
↓バルコニー本体が家の側に傾いているのが分かります。
お施主様も驚かれていましたが、
リフォームでは往々にして良くある事です。(あわてない、あわてない・・・)。
勿論、そのまま柱を取ってしまうという事は
できないので、新しい柱を入れ金物で頑強に補強していきます。
↓基礎部分も防湿シートを敷き込んだ上に鉄筋を配してコンクリートで補強しています。
建築は完成してからでは見えないところこそ重要!ですね。