弊社の所属する
CRS(ケアリフォームシステム)研究会の
活動の一環でセカンドステージ(有)代表の
麩澤(フザワ)様のご自宅にお伺いさせていただきました。
麩澤さんは高校在学中に車で走行中の事故により
頚椎損傷によって四肢麻痺となった方です。
現在のお住まいはごく普通の賃貸マンション、
大がかりなリフォームができないので
電動車いすによる移動の際の簡易的なスロープや
就寝の際のリフト等を工夫されて生活されています。
↓寝室のリフト。
フレームにはテレビや扇風機が設置されています。
↓マンションでよくある洗面脱衣室前の「段差」には取外しできる簡易スロープ。
↓浴室にはリフトを設置しています。
趣味は旅行という事で
各地で開催される講演や国内旅行は
もとより海外旅行!
出不精な私よりもアクティブに活動されています。
これからの活動の事や色々な話をさせていただいたのですが、
その中で話題に上がったのが「スマートフォン」の活用。
スマートフォンを活用する事により
音声で冷暖房やテレビ、照明のオン、オフ
はては目覚ましのセットまでできるんですね!
↓飛行機のコックピットのようなスイッチ類。
スマートフォンを使って電話からインターネット、機器の操作ができます。
車いすのリクライニングなどのスイッチも口にくわえた棒状の「マウススティック」にて
操作するようになっています。
知識としてはあったのですが、
便利だけどそこまで必要なものかなぁ・・・と正直思っていました。
けれども障がいをお持ちの方にとっては革命的な事なんですね。
色々と勉強をさせていただきました。
麩沢さん貴重なお時間ありがとうございました!
↓仲間の川村義肢の林さんと。
次回勉強会もよろしくおねがいいたします!