本日より12月、師走です、
年末のご挨拶でお客様へ
カレンダーをお届けしているのですが、
かわす言葉は「1年はホントにはやいですね!」。
年々1年が過ぎていくのが早く感じています。
そんな中ですが、
「雨漏れ」についての相談が増えています。
共通して最近の「強い風を伴った大雨」が降った
後に発覚する事が多々あります。
↓温度センサーによる漏水調査。
壁際天井の濃い青色の箇所が漏水部分です。
防水紙(ルーフィング)の劣化によるものや、
棟笠木部分が外れている場合が多いのですが、
屋根の塗装工事による漏水というのもあります。
塗装をする際に屋根材の重ねている部分に
塗料が入り込んでそのまま乾燥して
塞がった状態になってしまい、
雨が降った際に毛細管現象で中に
雨水が入り込んで漏水となる現象もあります。
屋根からの漏水がある程度特定できて
コーキングなどで簡易的な処置をしても
あまり長い期間はもちません。
↓他社にて漏水原因の箇所をシーリング処理(白い線の箇所)、
一時的に漏水は止まったものの再び漏水。
根本の解決にはなっていませんでした。
カバー工法や葺き替えで屋根全体を考えたほうが
長い目で見て建物自体にも経済的にも良いと思います。
↓現在、屋根のカバー工法を施工している目黒区の2棟。