トップクリエイターの方に説明していただきながら、
実際にショーウィンドウ巡りをするセミナーに参加してきました。
銀座はショーウィンドウの名所で、
老舗独自の個性を追求したデザインや、
世界基準のクリエイターがデザインした
ショーウィンドウが並びます。
今年は動植物のモチーフが多く、
心温まるショーウィンドウを多く見かけます。
20カ所近く巡り、どれも素晴らしかったですが、
特に印象に残ったショーウィンドウをご紹介します。
和光
デザインはせず、優しさや温もりを感じてもらえる
ショーウィンドウにしようと制作したそうです。
また、シロクマにした理由もあり、
温暖化による絶滅危機の動物のメッセージ性を
表したかったとのことです。
ボタンを押すとベルが鳴り、お母さんクマが振り向いて目を覚まします。
子供たちが大喜びです。
エルメス
イギリスの現代美術作家、ステファニークエールの作品です。
躍動感に溢れ、いかにも動き出しそうな生命力を感じます。
メインのショーウィンドウを猿にしたのは、知恵のある猿からも
私たちが見られていることを感じさせたかったそうです。
また、美術館で拝見したいです。
ミキモト
人工知能を活用したショーウィンドウ。
真珠のネックレスを見つめると、光が寄せ集まりツリーが現れます。
一つとして同じツリーは無いそうです。
何を表現したかったかを、知りながら巡ると
面白く参考になります。
今年の銀座ショーウィンドウ巡りお勧めです。