ウィリアム・モリス没後120年特別展

未だに愛され続けるモリスの展覧会。

「PURE MORRIS PURE LIVING」展

 

今回は、モリス商会を継承した

イギリスの壁紙ブランド「MORRIS&CO.」が

モリスの原点と本質に返り、伝統的な技と最先端の技術を融合させ、

現代的な形で甦らせた新作が展示されるとのことで

楽しみに行ってきました。

 

 

 

~ウィリアム・モリスについて~

もうご存知の方も多いと思いますが、ウィリアム・モリスは

19世紀の詩人、作家、工芸デザイナー等多方面で功績を残した

「モダンデザインの父」と呼ばれる方です。

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産業革命後の大量生産による粗悪品が増えたことに疑問を投げかけ、

美しい中世の手仕事、職人の尊厳を取り戻そうと、

モリス・マーシャルフォークナー商会(後のモリス商会)を設立。

壁紙やステンドガラス、家具の製作を一貫して請け負い、

手仕事から生まれる自然に根差したデザインを発表し続けました。

また、モリスの考えと同じ理想を持つ工房やアトリエが増え、

アーツ・アンド・クラフツ運動(美術工芸運動)へと発展します。

さらに、アールヌーボー他各国の美術運動にも影響を与え、

日本では、柳宗悦が日用品の中に美を見出そうとする

民芸運動を起こしたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代官山ヒルサイドフォーラムを入ると新作が出迎えてくれます。

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一部以外写真OKとのことで、沢山撮らせていただきました。

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手作業でカットした西洋梨の木型

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モリスの原点と本質に返り、現代に甦えらせた新作のファブリック

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代表作「イチゴ泥棒」のプリント柄

麻100%の生地

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こちらも「イチゴ泥棒」刺繍生地

綿60% 麻40%

 

ため息が出るほど素晴らしい刺繍です。

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モノトーンやベージュを主としたニュートラルカラーの

上質なファブリックは、エレガントでナチュラル感溢れる

洗練されたインテリアになります。

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このように甦らせても素敵ですね。

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次回は近々青山で開催する「東京デザインウィーク」について

お伝えします。

 

 

 

 

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