設備小噺:雨戸・シャッター

~4/23の七十二候:穀雨・葭始生(葦が芽吹く頃)~

 

1日ごと、時間ごとに忙しなく移ろう気温や天気。

まるで目まぐるしく変化する世情を表しているようです。

 

先週末は1時間20㎜に迫る降水量で、まさに大荒れの空模様となりました。

昨年の大型台風を想起した方も多いのではないでしょうか。

 

台風被害の筆頭要因として、飛来物による家屋破損が挙げられますが、

特に弱い箇所とされるのは「窓ガラス」です。

 

ガラスは衝撃や局所的な圧力に弱いため、一度割れれば瞬く間に飛散し、

破片が鋭い凶器となって避難を妨げます。

 

 

また、割れた箇所から強風が室内に流入すると、空気圧が急激に高まります

 

基本的には、どの建物も外の風圧に耐える設計になっておりますが、

室内側からの風圧は想定されておりません

 

逃げ場のない空気が、圧力に弱い室内へ吹き上げることで屋根を飛ばし、

更なる飛来物を生み出す悪循環となるのです。

 

 

 

そこで、今回は一足早い台風対策として

「雨戸・シャッター」をご紹介いたします。

 

 

従来の音や光、風を遮る機能はそのまま、更に「耐風機能」を強化したものや、

雨風の中で窓を開けずに閉められる「電動式」などの機能を備えたものが誕生しています。

 

シャッターや雨戸が窓ガラスを守る頑強な防壁となり、

飛来物や強風を防ぐことで、家屋倒壊を未然に防ぐことができるのです。

 

 

冬にはガラスから熱が逃げることで窓際は特に冷え込みます。

服を重ね着すると暖かいのと同じように、

シャッター・雨戸を閉めれば空気の層が断熱材となり、防寒対策にも活用できます。

 

 

しかし、場所や用途によっては取り付けしづらい場合もあります。

その際はガラスの間に飛散・貫通を抑止するフィルムを挟んだ

防犯合わせ複層ガラスに交換したり、防犯フィルムを貼り付けたりしますと、

防犯性は勿論のこと、破片によるケガのリスクを低減できるのでおすすめです。

 

備えあれば憂いなし、とは言いますが、世の中の憂いは尽きないものです。

しかし大きな憂いは細分化して、一つずつ解決していくことができます。

今何ができるのか、また何に備えていくか、一つずつ考えていきましょう。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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